こんにゃくは古くから日本人に愛される食材。煮物や炒め物、鍋物などでもおいしく食べられ、和食にはこんにゃくを使ったものも多いですね。ノーカロリーで食べても太らないことから、ダイエットするときの食材に必ず登場する、ずいぶん定着しているダイエット法ではないでしょうか。
レシピも多々あり、おいしく低カロリーメニューを取り入れて効果的なダイエットなのですが、実際のこんにゃくの働きとダイエット効果を知ってするのと知らないでダイエットするのは大変大きな差があります。
こんにゃくいもから生産されるこんにゃくには、自然の恵みと天然の美容成分がたっぷり詰まっています。
そこで本記事では、こんにゃくの具体的なダイエット効果と、より効果的な食べ方、食べあわせやダイエット方法をご紹介します。ダイエットの強い味方と定評のあるこんにゃくの実力をぜひ最大限に利用し、美しく確実にダイエットしましょう。
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目次
ダイエット効果抜群のこんにゃくの食物繊維
こんにゃくは満腹感をもたせる食物繊維を豊富に含んでいます。食べても痩せられるというなんとも魅力的なダイエット法ですが、こんにゃくに含まれる食物繊維が水分を含んで膨張し、消化器官の中で「かべ」の役目を果たしてくれるので、余分な脂肪の吸収を抑えて体外へ排出できます。
体の毒素や老廃物を出す働きがあるので、代謝が上がり脂肪が燃えやすくなります。こんにゃくの飽きのこない、おいしい長続きする摂取方法をご紹介します。
「食べるだけ」の簡単ダイエット
こんにゃくをご飯の代わりに食べるだけで痩せるというととても簡単に聞こえますが、ただこんにゃくを食べるといっても方法があります。成功の秘訣は、おいしく食べて飽きずに続けられること。おいしくてカロリーの低いこんにゃく料理を積極的にとるようにしましょう。
こんにゃくダイエットの食事の3つのとり方
こんにゃくダイエットの食事のとり方は主に3つあります。
1.食事をする前にこんにゃくと水分をとる。
食事をする前に、こんにゃく料理を水と一緒に食べます。お腹が膨らみ満足感があるので、食事を少量におさえ、食べすぎを防いで確実に摂取カロリーをおさえられるのでダイエット効果があります。
2.間食にこんにゃくを食べる
おやつにこんにゃくを食べると、空腹感を感じることなく、食べすぎをおさえて自然にダイエットできる方法です。通常の食事も少ない量で満足できるようになります。
3. 3食の食事のうちで1食のメインをこんにゃく料理にする
ごはんやパスタ、1食の主食をこんにゃく料理に置き換えるダイエットです。摂取カロリーがぐっと低くなり、ダイエット効果があります。どの方法にも効果がありますが、夕食をこんにゃくにするというのは、わかりやすく、特に代謝がゆるやかになる夕食を置き換えるというのがダイエット効果も実感しやすいかもしれません。
こんにゃくヌードルやこんにゃくうどん、今は色々なタイプのこんにゃくが購入できるので、自分に合うものをぜひ見つけて、楽しんでダイエットを始めましょう。
こんにゃくのあくを除去する下ごしらえがポイント
ここで肝心なのは、こんにゃくの調理法です。おいしく食べられなければ続けられません。こんにゃくには独特の匂いと、臭みのもととなるあくがあります。下処理をせずに調理をすると必ず失敗します。まずいと食べても嬉しくないので、ダイエットが苦しくなります。
ほんの一手間、下ごしらえをしっかりするだけで、もうダイエット成功は目の前です。こんにゃくに塩を振り、こんにゃくがひたひたになる程度のお水をなべに入れて、煮立ててください。一煮立ちすれば、お湯を捨てみずでこんにゃくをすすげばOK。
あくがしっかり取れて、好みの料理方法で調理します。
和食レシピでこんにゃくを楽しもう
まず最初にこんにゃくを食べる、という食べる順番を覚えてください。食物繊維のかべが余分な栄養の吸収を防いでくれるので、先にこんにゃくを食べると、痩せやすく、満腹感もあがります。
こんにゃくは板状のものですが、しらたきや糸こんにゃくも同様の働きをします。歯ごたえやしっかりとした食感があることから、肉へ代用するとレシピも増えます。
おでんやすき焼き、寄せ鍋、ステーキ風こんにゃく、野菜炒めなど和食にはどんな料理にも合います。また麺タイプのこんにゃくも手軽に手に入りますので、ラーメンや冷麺風、またはお刺身風など様々なレシピを試してください。
温かい鍋物や野菜スープと相性が良いので、温かい料理として調理すると、体を温めさらにダイエット効果を高めてくれます。
粉末のこんにゃくは効果倍増!
こんにゃくを食材としてとりいれるのはもちろん効果がありますが、こんにゃくの粉末をとりいれるという手軽な方法があります。カプセルでサプリメントとして手軽に手に入る粉末のこんにゃく。食物繊維とコラーゲンが豊富に含まれています。
簡単に便秘解消とぽっこりお腹を撃退
粉末タイプの方が、食物繊維のグルコマンナンがすぐに体内へ取り込まれ、お腹の中で膨張し、高い満腹感が取れます。脂肪や老廃物をすいとって、水分を含むと約17倍にふくらむといわれており、体外へ排出してくれます。食事の前にこんにゃく粉末を水と一緒にとるか、食事へこんにゃくの粉末を振りかけるだけ。
しつこい便秘も自然に解消され、お腹周りが即すっきりとしてきます。便秘を解消することはダイエット成功の第一歩。普通の料理にこんにゃく粉末をかけると、ソースや食材にからんでぷるぷるにふくらんだ食感もよく、ゼリーやスープ、おかず、ごはんなどに気軽にかけてとってください。
少量で満腹感がえられるので、食べすぎを防ぎ、ダイエット効果が即現れます。ダイエット後のリバウンド防止にもなります。
こんにゃく粉末を利用したゼリーやスイーツ、こんにゃくメニューも販売されているので、お料理が苦手という方にもうってつけのダイエット法です。
こんにゃくダイエットの注意点
メリット豊富なこんにゃくダイエットですが、デメリットもあります。以下、ご紹介します。
腹痛や下痢
こんにゃくは、昔から日本人に長く愛され、おいしいし、低カロリーで食べられるというのが何より嬉しいダイエット法です。手軽で、長く続けられる効果も高いのですが、排出作用が強いので、食べ過ぎると腹痛や、下痢をおこしてしまいます。
こんにゃくの料理は、250g程度がちょうど良いとされているので、食べ過ぎに注意しましょう。
栄養不足
また、こんにゃくだけしか食べないという方法は絶対に避けてください。カロリーがない分、栄養価が無いので、体に必要な栄養分が不足してしまい、不健康な状態になります。適切な栄養を摂りながら、自然な適量でダイエット効果があるということに注意してください。
まとめ
おいしく満腹感を味わって自然に長続きできることが何よりも効果の高いこんにゃくダイエット。腸内環境をすっきりと保ち、食物繊維を豊富にとり入れ体内の脂肪燃焼を活発にしてくれる、すばらしい効果をもたらしてくれます。
何より効果的なのは、身近な食材を普通に食べることで、無理なく痩せられることです。毎日こんにゃくをとる習慣を意識して、よく噛んで満腹感を実感するようにし、体のダイエット効果を確認してつづけることです。
ノンカロリーの最強の食材を味方にして、ぜひ我慢しないでおいしく食べる、こんにゃくダイエットをはじめてみませんか。
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