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ママたちが子育てに失敗したかもと思う瞬間とそんなことないよ論

子どもが生まれて、感動したのも束の間、育児がスタートします。でも、子どもってママが思う通りには動いてはくれないですよね。

赤ちゃんの頃はともかく、ちょっと、成長してくると、気に入らないと、大声で泣いたり、わがまま言ったりして、親を困らせることもあります。そんな中で、「あぁ、育て方が悪かったかな?」「子育て失敗したかも」なんて、思ってしまう瞬間が、出てくるときがありますよね。

ママたちが、「子育てに失敗したかも」と思う瞬間は、どんな時でしょうか?

でも、失敗したかもと思った、子どもの行動は成長の段階で必要なことなのかもしれません。ママ、大丈夫です。失敗なんかじゃないんですよ!

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ママたちが子育てに失敗したかもと思うとき

ママが、まず最初に「子育てに失敗したかも」と思うときは、3~4歳ごろではないでしょうか?

「片付けて」と言えば「いやだ!」、口が達者になって来るので、悪いことをして叱れば口答え、どこで覚えてくるのか、ママに対して「くそばばぁ!」なんて暴言を吐いたり・・・。そうかと思えば、甘えて、いつもは自分で出来ることも、なんでも「ママやって!」なんて言ってきたりなんてことがあります。

また、外でも気に入らなければ拗ねて大泣きしたり・・・。お友達と、おもちゃの取り合いしたりのトラブルも、きついですよね。

生まれてから必死で育児をしてきて、2歳のイヤイヤ期も乗り越えたのに、どうしたの?と思いますよね。

「赤ちゃんの頃やイヤイヤ期の接し方に何か問題があったのかしら?」なんて悩んでしまいますよね。でも、子育てに失敗した!と思う前に、少し落ち着いて下さいね。それは、育て方が問題だからじゃないんですよ。

子どもの困った行動は反抗期かも

ママが子育てに失敗したかもと思う行動の、多くは反抗期から来るものかもしれません。3~4歳ごろの反抗期について、少しだけ、まとめてみました。

第一次反抗期について

2~4歳ごろに訪れる反抗期を第一次反抗期と言います。

第一次反抗期の主な例は、「なんでもかんでもイヤ!」「気に入らないと泣き叫んで暴れる」「すぐに癇癪を起して物や人に当たる」「出来るのに、出来ない!と甘える」「ときにパパが嫌!となる」と言ったところでしょうか。もう、とにかく手に負えないことも多々あります。お子さんに当てはまるところ、ありませんか?

2歳のイヤイヤ期も反抗期に入り、ママは大変ですが、「まだ2歳だし」なんて気持ちも出てきますよね。暴れて泣き叫んでも、まだ抱きかかえたり抑えたりできる頃です。また、他のことで気を逸らせたりしたら、ごまかされてくれることも、あったりします。

しかし!3~4歳のなって、体が大きくなってきて、言葉も達者になってくる、3~4歳ごろの、わがままは本当に大変です。

言葉が達者になってくるぶん、ごまかしも効かなくなってきます。泣き叫んで暴れたら、抱きかかえるのも、かなり体力を消耗します。そうなると、ママとしては、辛いし、自分のしてきた育児に自信が持てなくなってしまいますよね。

でも、反抗期は、ママの育て方が悪かったから、なるのではないのです。

反抗期は子どもの成長に必要なものです

子どもの反抗期は、本当にイライラするし、めちゃくちゃ悩みますよね。家の中だけならまだしも、外でもやられると、周りの目も気になるし・・・。

でも、反抗期は子どもが親の手を離れて、自立をしていくため、成長するのに必要なステップなのです。そして、反抗期が起こることは、育児が失敗したのではないのです。むしろ、ママが、きちんと愛情をかけて育ててきたから、反抗期が起こるのです。

これは、思春期の頃に、やって来る第二次反抗期にも言えることです。ママたちは大変ですが、子どもは大人になろうと必死でもがいているんだと言う事なのですね。

と言って、我が子に反抗期がないからと不安にならないで下さいね。反抗期も、程度も期間も、その子によって違うので、ママが知らないうちに、過ぎていたりするかもしれませんから。

反抗期の親の対応は?

とはいえ、あまりにも反抗されたりすると、ママも、ずっと平常でいるのは難しいですよね。また、朝に愚図られると時間に追われて、「きーーーっ!」ってなってしまったりしますよね。

そういう時の1番の対策は、やはり時間に余裕を持つことです。ママも仕事していたりしたら、なかなか厳しいかもしれませんが、愚図るものだと思って、早めに準備するなど、対応していくのが良いかなと思います。

そして、「お風呂に入りたくない!」「片付けたくない!」などのイヤイヤは、まず子どもの気持ちを受け止めてあげると、子どもも、少しクールダウン出来ます。これは、お友達と、おもちゃの取り合いなどのトラブルの時にも効果があります。クールダウンしたところで、子どもにわかる言葉で、言い聞かせてあげて下さい。

時間はかかるかもしれませんが、いつかは子どもも、わかってくれる時がきます。

あとは、ママのケアも忘れずに。子どもの反抗期は、ママにとっては辛いものです。子どもの反抗に、どうしようもなくイライラしたときは、ママも落ち着いて、出来るなら、別の意部屋に行くなど、少し子どもから離れてそして、クールダウンしましょう。時には、休日パパに預けたりしてリフレッシュできる時間を持つようにして下さい。

ママは大変ですが、なるべく子どもの意思を尊重して、見守っていくスタンスでいると、案外、早く終わるかもしれません。ただし、危ない事や他人に迷惑がかかること、または家庭内の最低限のルールなどは、親は毅然とした態度で、ダメなものはダメと教えていってくださいね。

反抗期は、子どもの自立の1歩です。でも、3~4歳は、まだまだママに甘えたい時期でもあります。甘えてきたときは、存分に甘えさせてあげて下さい。そうすることで、子どもは自分を受け入れてもらっていると、自身を持つことが出来ますから。

育児は悩みの連続です

反抗期の時期じゃなくても、「失敗した」と思うことは、育児をしていると何度もあります。

赤ちゃんの人見知りが、酷いとか、遊びに行っても、なかなか他の子と遊べなかったなんてことも。そんな時、ママは愛情が足りないのかななんて思うかもしれませんが、それは、赤ちゃんがママのことが大好きなだけですしね。これは、ママのせいじゃなくて、その子の個性もありますから、決してママの対応が悪かったから、じゃないです。

それから、大きくなった時に、片付ける癖をつけてなかったから、片付けられない子になってしまったとか、挨拶が出来ないとかは、気が付いたときに、正してあげれば良いのです。

「ちょっと怒りすぎちゃった」「あのとき、ああしてたら良かったかな」そんな風に思ってしまう事ばかりです。怒りすぎたら、あとから誤って、仲直りすれば良いんです。

ママだって、完璧ではないんですよね。だから、たまには「あちゃー」ってときもあります。そしたら、その経験を次に活かしていけば良いんです。失敗は成功の基!ママも子どもも成長するチャンスなのです。失敗と思うのではなくて、しつけや成長のチャンスなんだと思ってみたら、気持ちが楽になります。

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?ママが、今、悩んでいることの気持ちの切り替えの、キッカケになりましたか?

私自身も、子育て真っ只中です。2歳児~中学生まで4人の子どもがいますが、「あちゃー」な瞬間ばかりです。世の中の育児中のママさん、失敗したなと思うのは、まだ早いです。いくらでも巻き返せますよ!

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