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子育てママのお悩み解決!~プライベートタイムの作り方教えます~

日々、朝から晩まで家事に育児に忙しくしている子育てママ。子どもファーストの生活では、自分の自由時間はなかなかとれません。

そんな自分の意思で行動できないストレスに加えて、身近に子育ての忙しさやツラさを分かち合える人がいないということも。抱え込んだ悩みやストレスを解放できずに、いつまでも苦しい思いをしているママも多いのでは?

ここでは、子育てママが抱える悩みについて大考察! どうすれば問題を解決できるか考えていきながら、自分時間を作るコツも教えちゃいます!

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みんなに分かってほしい~子育てママの多忙な一日~

毎日、目まぐるしく時が過ぎてゆく子育てママの生活。目の前のタスクをこなしているだけで日が暮れてしまった! というのもよくある話。そんな家事に育児に忙しいママの一日をご紹介しましょう。

朝~お昼

午前中の主な家事は、掃除、洗濯、朝食の準備・片付け。ここにプラスして、子どもの着替えや身だしなみを整える介助や、お弁当作りなどがあります。

その後、園児であれば、園や園バスの集合場所へ出発。未就園児であれば、午前中の外出やお遊びのお相手。お昼寝が午前と午後2回の時期の子は、10時前後に寝かしつけが必要だったりもします。

これらをすべて昼食までに行なうわけですから、ママの頭の中はタイムスケジュールと手順の確認でいっぱい。

もちろん子どもはいつも時間どおりに動いてはくれませんし、朝起きた瞬間から機嫌が悪い日だってあります。そのような中で、このスケジュールをこなしきる毎日は、修行とも言えるかもしれませんね。

お昼~夕方

昼食の準備・片付けが終わると、未就園児はお昼寝タイムです。個人差がありますが、1~2時間くらいが一般的。この時間がママにとっては貴重な自由時間となります。

在宅中であれば、趣味を楽しんだり、自分のためにコーヒーをいれて一服したり。夜間授乳があって夜の睡眠時間が足りない人は、子どもと一緒にお昼寝タイムも良いですね。

一方で兄姉が居て、降園・下校後に習い事の付添いが必要な場合は、下の子がお昼寝中に夕方の家事を済ませないと間に合いません。

また、「黄昏泣き」という言葉があるように、夕方になるとどうしてか機嫌が悪くなったり、泣き続けてしまったりする赤ちゃんもいます。するとお世話に時間を割いて家事どころではなくなるので、お昼寝中に支度してしまうのがベストです。

そんなママたちは休む暇もなく、午後も家事に勤しむこととなります。

夕方~夜

夕方からは、一日で一番忙しい時間を迎えます。

園児は降園後のお着替えのお手伝い。小学生は宿題を見てあげるのも毎日のルーティン。学校から大量に届くプリントの選別にも意外と時間を取られます。それから習い事があれば、付き添いで外出。

帰宅後は急いで支度をして夕食をとり、後片付け。洗濯物やお風呂の準備もあります。

パパの帰宅が遅い家庭は、入浴もママひとりの仕事。何もかも子どもを優先する入浴タイムは今日一番の大仕事です。裸のままで子どものお世話をするのも毎日のこと。寒い季節には体調も崩すきっかけにもなりやすいですね。

歯磨きを終えて、いよいよ就寝時間。絵本の読み聞かせなどを済ませたら、寝かしつけです。添い寝だったり、月齢が小さければ抱っこや沿い乳が必要だったり、ここでもママの存在は欠かせません。

子どもの寝つきが悪ければ、ここから何十分も何時間も寝付くまで付き合うのもママ。こうして子どもの安らかな寝顔を見て、一日の終わりにホッとするのがママの日常なのです。

子育てママが抱える4つの悩み

誰しもスタートはママ初心者。毎日違う表情や行動を見せる子どもに戸惑いながらも、ママとして、必死に子育てを続ける日々を送っていきます。

子どもを一手に任されている重圧。夫は仕事が忙しくて相談することもままならない。そんなプレッシャーと孤独の中で、悩みを抱えていく人は少なくありません。そんな子育てママが抱える悩みについて見ていきましょう。

1.自由時間が少ない

自立した大人であれば、24時間を自分の好きなようにコントロールできます。でも子どもがいるとそうはいきません。月齢が小さいほどにお世話に時間をとられ、ご機嫌によって行動が制限されることもあるでしょう。

泣いたら授乳して、お腹が満たったらオムツを交換。そして寝かしつけ。どのくらい寝るのかはわかりません。そしてまた泣いて起きたら授乳して…という子どものぺースに自分が合わせていかなければ、子どもとの暮らしは上手くいかないことをママは早々に学びます。

すると、一日のほとんどの時間を子どものお世話に使い、自分の自由になる時間はほとんどなくなってしまうのがママの現実なのです。これまで自由に時間をアレンジしてきた大人が、突然に自由を奪われたときのストレスときたらかなりのものです。

2.子育てで抱えるストレス

何よりの子育てストレスは、「子どもは思いどおりにならない」ということ。

子どもといえども、ひとりの人間。自分の意思にもとづいて行動するので、それがママの意思に反しているときにはもう大変! 社会のルールや危険回避に対する理解が未熟なので、ママは四六時中、子どもから目を離せません。

それによって、自らの生活ペースが狂わされることは日常茶飯事。ほんの少しのことでもイライラしたり、子どもの言動にどうしても理解を示せなかったりするとき。ママのストレスはMAXに到達していると言えるでしょう。

3.仕事に復帰しにくい

さまざまな事情で産前に退職し、出産に臨む人も少なくありません。そうして仕事を失った人が産後にいざ復帰したいと思っても、すぐには復職できないのが現状です。

都市部の保育園の入園枠は、育児休業中の人たちだけで常に争奪戦。「仕事ありき」の保育園探しが必須です。子どもを抱えながらの就職活動は未だ厳しく、ここで復職を断念する人が多く聞かれます。

一方で、純粋に子どものそばで子育てをしたい、というママもいます。仕事でそれなりに活躍してきた人でも、子育てを優先する生活をあえて選択する人も。それはある意味、子どもの存在が仕事を遠ざけているとも言えるでしょう。

夫の仕事が忙しく、パパが育児参加できる余地がない場合もあるかもしれません。どちらにせよ「育児をメインでするのは母親」という根強い概念が、ママたちの仕事復帰を阻んでいるように思えます。

4.夫との意思疎通

妻が子育てに専念する生活を選択すると、気になってくるのが夫との意思疎通。仕事に専念することになった夫の育児への理解は、なかなか進まないものです。

朝に笑顔で見送ってくれた子どもは、家に帰ってきたら可愛い寝顔で安らかに寝ている…。その様子だけを見ていたら、日中のママの奮闘など想像もできないでしょう。

夫に子育てのグチを話しても、「仕事で疲れているから」と、まともに聞いてくれない。家事育児のすべてを担っていることに「ありがとう」の言葉もない。

「俺は仕事してるんだからよろしく」と、分業した責任を問われてしまう。などなど、子育てママが夫にイライラするエピソードには事欠きません。

自由な時間があったらしたいこと5選!

もしも、毎日のアレコレは忘れて自由な時間を過ごすことができるとしたら…。あなたは何がしてみたいですか? 夢のような話に心を躍らせてみましょう!

1.時間を忘れて読書!

子育て中は、読書に没頭する時間が取りづらいものです。隙間時間のリフレッシュには最適ですが、長編小説を一気に読み尽くすというような贅沢はなかなかできません。ファンタジーやミステリーの分厚いハードカバーを、時間を忘れて読みふけることができたら…。

時間に制約がなかった頃の自由な自分を取り戻せるかもしれませんね。

2.大作映画をのんびり鑑賞!

短いものであれば、お昼寝中や就寝後の楽しみにできるかもしれませんが、3時間台の大作ともなると時間を確保しづらくなるもの。またそういうものに限って続編があったりして、それらを一挙に観ることができたらどんなに気持ちが良いでしょう。

すべてを観た後の達成感たるや、とてつものないものがありそうです!

3.気ままにショッピング!

子どもと一緒だと、ショッピングも効率重視。事前に購入品を決め、見て回る場所も決めていたり、子どものお世話に時間をとられて、満足な買い物ができなかったりもします。

時間を気にせずのんびりと、自分のお気に入りの一品を探す。そんな豊かな時間が過ごせたら、女子としてはうれしいところ。ディスプレイをゆっくり見て回るだけでも、代わり映えのない毎日に彩りを与えてくれそうです。

4.落ち着いた大人のレストランで食事!

食事はいつも子どものご機嫌が最優先。外食はファミレスやファーストフード、フードコートじゃないとムリ! というお宅も多いのではないでしょうか。

子どもは出入りしないような大人のレストランで、コース料理をたしなむ…など、夢のまた夢。静かな雰囲気の中でのゆっくりとした気品のある食事…憧れますね!

5.青空の下でウォーキング・ランニング!

自分のための運動をする時間も取りづらいのが子育てママ。家でできるストレッチやヨガは普及していますが、家を空けることになるウォーキングやランニングなどは敷居が高いですよね。

本来、気軽にできるスポーツなので、昔はよく楽しんでいたという人も多いのでは? 外の景色を眺めながらの運動は、気持ち良いこと間違いナシですよね。気分転換に最適です!

プライベートタイムを作る3つのコツ

子どもファーストの生活を送っている子育てママにだって、自分の人生があります。そこまで大ごとに考えなくても、息抜きは必要だし、子どものこと以外の楽しみやネットワークがあっても良いはずです。

そのためには、この忙しい毎日の中に何とか自分時間を組み込みたいところ。そんな自分の人生を楽しむ自分時間を作るコツをお教えします!

1.スケジュールを可視化する

毎日忙しくて息つく暇もない! という方。朝から晩まで自分がどのようなことをしているのか、ぜひ書き出してみてください。その日一日にやるべきことをタスク化し、時間軸にあてはめてみると、意外に「何もしなくても良い空白の時間」が見えてきます。

またスケジュールの組み方を変えて、空き時間を捻出するということもできたりします。この家事は今すべきことなのか? 毎日じゃなくて、一日おきでも良いのでは? などなど、スケジュールを眺めながら業務整理をすることで、新たな自分時間を生み出すこともできるでしょう。

家事や育児は、行き当たりばったりでははかどらないもの。綿密な事前計画が、ママの自分時間の確保を手助けしてくれます。

2.夫や祖父母と協力する

業務整理をしてみたところで、やっぱり一日のどこにも自分時間が作れない! という人もいると思います。そんなときには、周囲の協力を得てみましょう。

「自分の自由時間を作るために、周りの人を巻き込むのは気が引ける」と、感じる方も多いかもしれません。しかし、そもそも子育てはママが一人でするものではありません。

パートナーである夫と共に育てるのは当たり前のこと。昔であれば同居していたかもしれない祖父母に預けてみるというのも、孫とおじいちゃんおばあちゃんの親睦を深めるために良い機会となるでしょう。

家族や親族と共に子どもを育てていくという感覚を育むことは、現代問題となっているママの孤独な育児を防ぐことにも有効な手立てと言えるでしょう。

3.ママ友同士で助け合う

夫が多忙でほとんど家にいない、出張が多い、単身赴任など、どうしても夫と二人三脚では子育てができないという家庭もあると思います。それに加えて、両親は遠方に住んでいるともなれば、ママの負担軽減は期待できないですよね。そのようなときには、ぜひママ友の輪を築いてみてください。

「ママ友は面倒」というイメージがありますが、同じ時期に同じ悩みを抱きなら子育てに奮闘している大切な仲間です。腹を割って話をすることができれば、ツラい時期を一緒に乗り越える一生モノの絆が生まれるでしょう。

ママ友同士で子どもを預かり合うことで、自分時間を作り合っているママたちも多くいます。一人で悩み込まずに、勇気を出して周囲との連係をはかっていきましょう!

まとめ

子育て中のママがツラさを感じるときは、孤独を感じるときです。

手に負えない子どもを目の前にして、ここから立ち去ることもできず、助けの手を差し伸べてくれる人もいない…というような状況が訪れたとき。孤独な育児に、楽しみや喜びを見出すことができなくなってしまうのです。

そうした瞬間は、子育てママなら誰しも一度は訪れるもの。自分だけではありません。自分が力不足だからでもありません。どんなに輝いて見えるママも同じ思いを抱いています。自分だけで悩みを抱え込まずに、周りの人と悩みを共有してみてください。

そして、しぼり出した自分時間に、自分の心が元気になるような活動をしてみましょう。きっと心が前向きになって、子育てへの意欲をまた取り戻せるはずです!

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