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成人までの子育てにかかる費用の簡単な計算方法

待ちに待った妊娠、出産を経て可愛い赤ちゃんとの生活。毎日泣くのをあやしたり、おむつやお風呂と初めての育児は想像以上に大変ですね。表情豊かな赤ちゃんに振舞わされつつ癒されます。

そして家族が一人増えるということは、結構お金がかかることに驚いたではないでしょうか?生まれてから20歳になるまでにはいくらかかるんだろうという、親になったら皆が考える疑問について調べてみましょう。

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赤ちゃんを迎えるための準備費用

成人8

まずは出産準備。ベビーベッドやチャイルドシート、ベビーカーなど大きなものを買うことになります。生まれてからも、お宮参りや100日祝いなどイベントが盛りだくさん。全て買うとなると、平均13万ほどかかってしまいます。赤ちゃんは小さくても、親の負担は大きいですね。

レンタルや譲渡を賢く利用

ベビーベッドやベビーバスを全て買いそろえなくても、自治体の広報誌には譲渡の情報が載っているし、スマホアプリにも「メルカリ」や、直接会って渡してもらえる姉妹アプリの「メルカリ アッテ」、近所で探せる「ジモティー」などがあり安く手に入れられることが出来ます。

また、レンタルで一定期間のみ利用すれば、使い終わった後に置きっぱなしで場所をとるなんてこともなくなります。特に、大きいベビーカー、お食事チェア、ベッドなどは嫌がる子がいるので「買う必要なかった」なんてことも。

幼稚園、保育園

自治体により制度は違います。私の生まれ育ったところは私立がほとんどでしたが、今住んでいるところは公立が結構あります。

もちろん公立のほうが安いですが、私立を選択しても市町村が補助金を出してくれるところがあります。幼稚園も保育園と同じくホームページや役所の窓口で聞くと良いかも知れません。

私立と公立では倍違う

「お受験戦争」と言われるように、最近は幼稚園から一貫教育の私立へ入る子が多くなってきています。幼稚園から大学4年まで私立一貫で学ぶと2965万円と3000万近くなってしまいます。高校まで公立で国立大学4年間だと1015万円です。

園児になるとお稽古も

3歳、4歳になるとお稽古を始めようと考える方も多いのではないでしょうか。水泳や体操、ピアノなどはいつの時代もお稽古ごとのトップです。子供が自ら「習いたい」と言ってきたり、体力をつけさせたい、文化的教養を身につけさせたいという子供の将来の期待を込めて始めることが多いそうです。

1つの習い事にかける金額はどれくらいかというと、5千円から1万円が一番多いようです。しかし、そこに+教材費や、体育系だったら水着や道着、音楽教室だったら楽器の購入やレンタル代、また教室によってはイベントが多いところもあったりとすると結局2万3万はかかってしまうこともあります。

掛け持ちしたいなら自治体のスポーツセンター

複数の習い事をしたかったら自治体運営のスポーツセンターがおすすめです。自治体のホームページや広報誌をチェックしてみましょう。

私の住んでいる地域では中学生以下は年会費1700円で、月謝は4000円程度です。忙しかったら月1回1080円と安く済みます。費用が安い分大変人気で、1年以上空き待ちというところもあります。

子供が本当に夢中でやりたいのか見極めて始めたいですね。

小学校、中学校

公立の小学校から見ていくと、学費で月5000円程度、給食費が月3000円前後、中学校は1万円前後、給食費が3200円程度となっています。

そこに部活動を始めると、月1万円以上となり、学費や給食費よりお金がかかってしまいます。また、試合会場への送迎や応援などもあり交通費が意外にかかり、親も忙しくなります。

私立の場合はどうでしょう。小学校は学費月73000円程度、給食費は月3800円程度、中学校では学費月85000円程度、給食費は4100円前後、学校外活動費は312000円ほどです。

小学校は800万、中学は300万の差が公立と私立で出ています。ただし、給食費は対して差がありません。

高校の費用

高校になると、大学のことも見据えて私立を選択する生徒がさらに多くなるのではないでしょうか。

公立は学費月20000円程度、3年で約73万、私立は月62000円程度、3年で186万となります。そこに部活などの費用を足すと、小学→中学→高校と年齢が上がるにつれて、お金もたくさんかかります。

大学の2年間

さて、いよいよ大学ですが、圧倒に高いのは私立医大です。20歳になるまで私立医科歯科大学2年間で1500万前後、ついで私立理系が360万、私立文系302万、一番安いのが国立大の246万となっています。

大学は奨学金を利用してみても

数字だけ見ると、「貯蓄なんてそんなに出来ない」と不安になってしまいますね。しかし、自治体や大学など様々な機関が奨学金を実施しています。学生本人が卒業後返済することになります。

就職難で返せない事態も

先ごろの不景気で、就職自体が難しくなり無職やアルバイトになり奨学金を返せないケースが増えています。返せないことが増えると、クレジットカードが発行できなくなったり、結婚、子供が生まれる時期までずるずる引っ張って出費がさらに増えることもあります。

すべて国公立でも家1軒ほどの負担

幼稚園から大学まですべて国公立で行けたとしても2400万ほどはかかってしまいます。一戸建てが建てられるほどのお金がかかります。私立の幼少中一貫教育で、さらに医大に進学ともなると3000万以上は見ておいたほうがいいと思います。

大切な子供の将来とお金のことを考えると、頭が痛くなりますが児童手当や財形貯蓄を上手に活用して未来に備えたいですね。

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