スーツと言えば、どのように手入れする!?と迷うことなくクリーニング屋さんに出すしかないでしょう!という感覚の方も多いと思います。今いろいろと見ていきますと、何と自宅でスーツを洗濯することが出来ると紹介されているのを多く見かけました。
仮に出来たとしても自宅でスーツを綺麗に洗濯をして、綺麗に仕上げることが出来るのだろうかと疑問に思ってしまいますよね。では、今回はクリーニング代も節約出来るという、自宅にてスーツを洗濯する方法をご紹介します。
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洗濯出来るかを選択
先ずは、スーツにあります洗濯表示を確認しましょう。洗濯できるものであるかどうかを見ていきます。水洗い可能であるウォッシャブルスーツでなければ、残念ながら自宅では洗えないと判断します。今の場合、昔とはスーツの在り方も変わっていますから、水洗い出来るスーツも多く登場していますよね。ウォッシャブルスーツとして若い世代の方向けに、CMも流れています。表示確認は必須事項です。
スーツの洗い方
準備するもの
では、スーツを洗おうという時に必要なものをあらかじめ準備しておきましょう。
・おしゃれ着用の中性洗剤
・スーツを入れる洗濯ネット、タオル
・厚手のハンガー、ピンチハンガー
・アイロン
洗濯の前準備
アイテムの準備が出来ましたら、今度はスーツを洗う前段階に取り掛かります。
ここで次の確認作業があります。色落ちの問題です。このこともスーツを洗う際の重要なポイントになりますので、しっかりとチェックして下さいね。
それから必須なのは、スーツやズボンのポケットの中身を確かめることですね。ついついそのままで洗ってしまいがちですが、案外とポケットの中にはティッシュ、ハンカチ等入っているものです。このことは、どの洗濯の時にも通じる、基本の「き」です。ポケットは空っぽにして下さいね。
このことも普通に洗濯する時と同様のことですが、汚れのあるところにはあらかじめ洗剤の原液を塗っておきます。Yシャツの襟などは絶対的に襟汚れは気になりますので、家でYシャツを洗う時は付け置きしますよね。スーツも同様です。気になる汚れを前もってチェックして、その部分に原液を付け置きしましょう。
洗濯コースを選ぶ
では、洗っていくことになりますが、その際に洗濯コースを選びましょう。我が家の洗濯機のように旧式ですと、いろいろなコース選びはあまりないという方もいらっしゃるでしょうが、強弱の表記であれば弱のコース、頑固汚れかウール洗いコースであればウール洗いコースを選びます。
今どきの洗濯コースで当てはめてみますと、ドライマークにはドライコース、手洗いマークには手洗いコースとなります。兎にも角にも弱流コースを選ぶようにしましょう。
スーツの干し方
スーツが洗えたことが嬉しくて一安心、なのは最もですが、洗った後の処理もしっかりとしていかなければなりません。なので、スーツを洗い終えましたら素早く干すようにしましょう。
ハンガーかけの注意点
スーツの場合は、他の洗濯物と同じようにハンガーにかけるという訳にはいきませんね。肩のところにはハンガーにタオルをかけておきましょう。手で叩いてシワを伸ばしていきますが、Tシャツの時のようなパンパンと荒々しく・・・ではありませんよ。生地を傷めないように丁寧に、時間をかけましょう。
スボンの場合は、その形状のままで干す方が良いですね。スボンの裾の方にタオルを巻いたりしても良いですし、なるべく筒状を真っすぐにピンチハンガーで干していきましょう。干す場所は、ピーカンに照り付けるところは避けて下さい。外でしたら日陰でもう最初から部屋干しでも良いと思われます。
アイロンかけの注意点
スーツは厚手の生地ですので、乾きにくいということもありますが、完全に乾かない状態の方がアイロンはかけやすいので、少々の湿った状態でアイロンをかけましょう。直接アイロンを当てますと、テカテカする恐れがありますから当て布を敷いてゆっくりアイロンをかけていって下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。個人的に丁度スーツのズボンだけではありましたが、先日洗ったばかりでした。初めてだったので、ゴワゴワになるのではないか、とか干すのに大変ではないかとか思っていましたが、案外とスムーズにキレイに仕上げることが出来ましたよ。
大変と思ったもう1つは、アイロンかけでしたが、このことに関しても今の使われている生地が良いのでしょうか、シワシワ、ゴワゴワになりませんでした。むしろあまりアイロンかけしなくても大丈夫なくらいでした。
クリーニング屋さんに出すことももちろん良いのですが、何着もとなりますとクリーニング代のことを考えちゃいますよね。どうぞ今回のご紹介した手順を持って、ご自宅にてスーツを洗って見られてはいかがでしょうか。くれぐれも表示など注意されながらということをお願いしておきますね。
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