シロッコファンというのをご存知ですか?あまり聞き慣れない言葉だとは思うのですが、換気扇の新しい形なんです。昔は換気扇と言えばプロペラ式で、台所で使用していると油汚れでギトギトということになっていました。今はドラム式になっていて細かい溝のような羽がたくさんついているものが主流になってきているんですね。
他の場所にもシロッコファンと呼ばれるものがある訳ですが、この形状からして掃除しにくいのでは、と思いますよね。その通りでプロペラ式の方が掃除はし易いです。では、シロッコファンを綺麗に保つにはどうすれば良いのでしょうか。今回は、シロッコファンにスポットを当てまして、その掃除方法をご紹介したいと思います。
スポンサードリンク
シロッコファンとプロペラファンの違い
シロッコファンとプロペラファンについて、詳しく見てまいりましょう。従来のプロペラファンですと、大体はネジ式なので中央を回せば簡単に取り外すことが出来ます。なので掃除も簡単に出来ます。デメリットは何かといいますと、音が大きいことと中の空気を外へ排出する量が弱いということがあります。我が家のお風呂場の換気扇を考えましても風を起こすことは強いのですが、あまり効いている感じはしないのですよね。小さいプロペラファンなので、必ず夜中の間回し続けています。
では、シロッコファンはどうでしょうか。これが真逆の働きをします。音は小さく、排気量が強いのですが、掃除はし難いというデメリットがあります。どうしても一長一短があるものですね。シロッコファンはどのように掃除をすればよいのでしょうか、その次に掃除の仕方をお届けします。
シロッコファンの掃除法
シロッコファンは、形状が複雑なのでつけ置き洗いをされる方が良いと思われます。いろいろとシロッコファンの掃除の在り方を見ましても、つけ置き方法をおすすめとして紹介されているものが多かったです。では、具体的にシロッコファンのお掃除の仕方を見てまいりましょう。
先ず手袋はした方が良いでしょう。自分もそうなのですが、ちょっとと思って面倒くさいという理由もあり、ついつい手袋をしないままで掃除してしまうところがあります。途中から慌てて手袋をしますが、やっぱり習慣付けてこうした掃除の際には手袋装着は必須です。それともう1つついついしてしまうのが、電源の切り忘れです。ま、いいかと思ってしまいますが、何が起こるかわかりませんのでやはり電源は切っておいた方が身のためです。
次にシロッコファンを取り外していきましょう。取り外しの仕方はそれぞれの説明書に書かれているとおもいますので、説明書を見ながら読みながら、ゆっくりと焦らずに行って下さいね。細かい部品は失くしてしまうと大変ですので、別にして置きましょう。小さな箱などに入れて置く方が良いと思います。
ポリバケツまたは、普通のバケツで済むくらいの大きさでしたらバケツを。大きいサイズのシロッコファンでしたら、大きめのポリ袋を用意して下さい。シロッコファンがスッポリと浸かるようにしましょう。少し熱めのお湯と洗剤をポリ袋の中に入れます。その時に不安定感が否めませんので、しっかりした大きなダンボールなどにポリ袋を入れて固定するというのも1つの方法です。そうそう丁度良いサイズのダンボールはないという場合は、底面を固定されるためのダンボール使いというのもOKです。
また、シンクにシロッコファンが入りそうでしたら、そのままシンクにて付け置きされてもかまいません。その際もポリ袋の中にシロッコファンを入れましょう。シンクを傷めないためにもあるところでは、タオルを敷くという方法もありました。気になられる方は、タオルを敷かれて下さい。
大体1時間そのままの状態にということですが、汚れの状態にもよりますがちょっと長めに付けて置きたいですよね。それから細かいところの取りにくい汚れのところは、歯ブラシなどで綺麗に取っていきます。この時に歯ブラシが掃除の際の万能グッズとなるのはご存知だと思いますが、100円ショップにてもブラシつきで柄の長いものがありますのでこれは本当に便利ですよ。シンク洗いにも使っています。大きめのシロッコファンでは歯ブラシが小さすぎて、使い勝手が悪いかも知れません。是非お試し下さいませ。
後は洗剤を洗い流して、よく拭いて、しっかりと乾燥させて下さい。水気が残ってしまうとカビの発生原因になりかねませんので、ご注意下さい。ここで洗剤のミニ情報です。今や重曹は欠かせない掃除グッズのアイテムになりましたが、他にはセスキ炭酸ソーダが良いようです。最近よく聞かれるようになりました。水に溶けやすく使いやすいという特徴を持っています。もっと洗浄力の強い洗剤という場合は、界面活性剤入りのアルカリ性クリーナーを使いましょう。プロ仕様という感じですが、これはもう最終手段と思われた方が良いですね。使用する際に、より換気面、体調面、健康面を考慮しなければなりません。
まとめ
シロッコファンの掃除の仕方をご紹介してまいりました。結論はやはり日頃のお掃除に尽きます。こびりついたり、頑固な汚れにしてしまうと後が大変です。シロッコファンの場合は、半年に1度か、せめて1年に1度は掃除をするとルールを決めます。プロペラファンでしたら取り外しも簡単で、掃除がし易くて良いのですが、シロッコファンはどうしても細かい羽の部分に汚れが溜まります。それを放置して落ちにくい汚れと化す前に、弱アルカリ性のセスキや重曹などを使って掃除をしましょう。家の中を綺麗に保つことは、忙しいママにとって大変ではありますが、綺麗になるという喜びも必ずあるものです。綺麗なキッチンを思い描きながら楽しくお掃除しませんか?
スポンサーリンク