家で掃除をするときの必須アイテムである掃除機。主婦であればほとんどの誰もが使い方も知っていて、便利に利用していますよね。ですがきちんと正しい方法で掃除機を使えていますか?掃除機はかけ方、使い方ひとつでさらに効果を発揮してくれます。
いつものお掃除のやり方をかえて、さらに掃除機でお部屋を綺麗にしちゃいましょう!
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目次
正しい掃除機のかけ方は?
正しい掃除機のかけ方って知っていますか?いつもなんとなくでかけていませんか?掃除機はきちんとかけることで時間の短縮にもつながるのでこの機会に覚えておいて損はないと思います。
掃除機をかける前に片づけしよう
掃除機をかける前に、まずは不要なものを片付けましょう。床に散らかったままのおもちゃや掃除機で吸えないようなゴミ。余裕があるのであれば椅子やゴミ箱も上にあげてしまいましょう。
一見めんどくさく感じますが、掃除機をかけるたびにいちいち動かすことに比べると手間が減りますし、隙間まできっちり綺麗に掃除することができます。
事前準備をしっかりと
閉め切ったままの部屋で掃除機をかけると部屋の中でホコリが舞ってしまいます。そのため掃除機をかけるときは、きちんと窓をあけて掃除するようにしましょう。
掃除機はゴミが溜まれば溜まるほど吸引力が落ちてしまいます。ゴミパックのゴミが溜まりすぎていないか、掃除機のノズルやブラシ部分にゴミがつまっていないかきちんと確認しましょう。
掃除機をかけるポイント
事前準備ができたらいざ掃除機の出番ですが、掃除機のかけ方もやり方1つでとれるゴミの量が大きく変わってきます。いつもなんとなく…のかけ方していませんか?
掃除機をかける姿勢
まずは掃除機をかける際の姿勢ですが、やってしまいがちなのがブラシでゴシゴシこするかのように腰をまげて力をいれて掃除機をかけてしまうことです。この方法だと吸引力が感じにくくなる上に腰痛の原因にもなってしまいます。
正しいかけ方は背筋を伸ばしてリラックスした状態で掃除機をもって、前後に滑らせるようにするのが大切です。
掃除機のスピード
次に掃除機をかけるスピードですが、忙しい主婦のみなさんはついつい速度が速くなりがち。でも掃除機は急いでかけてしまうときちんとゴミがとり切れなくなります。
理想は床や掃除機の性能によってかわってきますが、畳一畳分に対して1往復に5~6秒以上かけてゆっくりかける、これを約8往復繰り返すのが理想的です。畳一畳分に対しておよそ40~48秒間になります。
速度にばらつきがあると、場所によってゴミの取り残しが多くなってしまうのであまり前後に大きくスイングせず、一歩踏み出してかけきれる範囲で掃除を繰り返していきます。一度に動かす距離は身長のおよそ半分の長さが理想的です。
掃除機のかけ方
掃除機のかけ方といえば部屋の周りから掃除していって最後に中央へというのが一般的ですが、実は床材によってかけ方も少し変わってきます。
絨毯の場合は人がよく歩く中央の部分にホコリがたまりやすく、逆に部屋の隅にはたまりにくくなっています。フローリングや畳の場合は部屋の隅にホコリがたまりやすくなっています。
そのため絨毯であればまずは一定の方向にかけて、次はそれと垂直に十字を描くようにします。畳の場合は畳の目にそって一定方向でかけるようにしましょう。
こんなに便利!掃除機ノズルの使い方
掃除機には普通のT字ノズル以外にもさまざまなノズルが存在します。上手に使うことでより効果的に掃除を行うことができます。
定番の丸口ノズル
まずは定番の丸口ノズルです。たいていの掃除機には付属されているブラシで家具の隙間や部屋のすみっこの掃除などに効果を発揮してくれます
出典:Panasonic公式サイト
Panasonicが発売している掃除機は機種によってこの丸口ノズル(Panasonicでは親子ノズル)が、立ったままの姿勢でポンと踏めば簡単に丸口ノズルに早変わりしてくれるタイプもあります。
隙間ノズル
掃除機の入ることのできないさまざまな隙間をお掃除してくれるタイプのノズルです。丸口ノゾルに続いてこちらも最初から付属されていることが多い種類になります。
隙間ノズルはその名前のごとく隙間のお掃除に最適です。家の中の家具と壁の隙間や、窓のさんの溝や、ソファーの隙間などありとあらゆる隙間のお掃除ができます。最近ではかなり極細の隙間ノズルも発売されていて、パソコンのキーボードの隙間をお掃除できるようなものまであります。
出典:楽天市場 すきまノズル2
テレビで紹介されたことによって今話題沸騰中なのが株式会社コジットが発売している「すきまノズル2」。もっている掃除機に取り付けるだけで家中の細かい部分の掃除ができる3種類のすきまノズルのセットです。
テレビの裏や本棚にだ円ブラシ、狭いすきま用のすきまノズル、ブラシ付パイプの3種類。持っている掃除機に付属のノズルがない場合はこれ1つで3つの働きをしてくれます。付属品のついていることが少ないハンディークリーナーへの取り付けも可能なため車の掃除など屋外でも使用したいときに効果を発揮してくれます。
ふとん掃除用
花粉やPM2.5など布団を干すのが厳しい環境で重宝されるのが布団掃除用のヘッド。布団のお掃除といえばレイコップなどの布団専用の掃除機が有名ですが、家庭用の掃除機のヘッドを付け替えるだけでも布団のお掃除はできるのです。
レイコップなどに比べるとかなり安価で購入することができるため、手軽に布団掃除機を試してみたい人におすすめです。
Amazonでベストセラー第一位の布団用のノズルがPanasonicの「ふとん清潔ノズル」です。かき出し用のブラシと抗菌W回転ローラーで繊維にからんだダニや花粉までたたいてかき出してくれます。
専用ノズルたち
その他にもさまざまなシーンにあわせた専用ノズルが発売されています。
床にあわせたノズル
フローリングの次に利用者数の多いであろう床材のカーペット。毛足の長いものから短いものまで、1日で1番多くの人が利用している空間です。そのため汚れやほこりも一番溜まりやすくなっていますよね。そんなカーペットにも専用のノズルが発売されています。
日本シールが特許をとったエチケットブラシが先端についた「ミラクリーナー」。カーペットに絡みついた髪の毛やペットの毛、ホコリなどをらくらく吸い込んでくれます。メインはカーペットですが、フローリングもクルクルローラーで傷をつけずに掃き掃除感覚でお掃除してくれます。
柔らかい布におすすめのノズル
業界初の立体吸引できる棒状のノズル「スッ!と」は布団・衣類・カーテン・カーペットなどの薄くて柔らかいタイプの布専用掃除機ノズルです。普通タイプの掃除機だと柔らかい布に掃除機をかけたときに布まで吸い込んでしまってうまく掃除できないことが多かった場所でも、このイライラをなくして布団・衣類・カーテン・カーペットについたゴミだけをとってくれる優れものです。
まとめ
誰もが使い方を知っていて、毎日何となく使っていた掃除機。かけ方や専用ノズルの使い方1つでより効率アップしてくれます。掃除機は簡単な作業にみえて実は身体への負担もとても大きいものです。最近はかなり軽量化されたとはいえやはりその重量から腱鞘炎になったり、腰痛になったりもします。
今日から掃除機のやり方をちょっと意識して、お部屋にも身体にもいい掃除機方法にかえてみませんか?
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