カラフルで華やかなラグマットや絨毯は生活を彩る欠かせないインテリアのひとつですよね。冬場は足元を暖かく、夏場は足元をべたつかせない、機能的でもあり生活にもなくてはならないものです。寝転がったり、座ったり、赤ちゃんがはいはいしたり、肌に直接触れることが多いインテリアでもありますよね。
では、その絨毯、お手入れ方法はご存知でしょうか?基本的には大きな部屋の床面積をおおうものなので大きくて、ものによっては重くて移動するのも簡単ではないです。ですが常に出しっぱなしで使う性質上、ゴミや埃は勿論、知らず知らずのうちダニなどが繁殖し不衛生な状態のまま使用しているかもしれません。
ラグマットや絨毯はこまめに手入れすれば長く長く使え、床をキズから守り、経済的にあるのに加え家のカラーとして愛着のあるものになります。的確なお手入れで長く寄り添えるよう努めていきましょう。
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目次
お手入れは毎日のお掃除から!
絨毯のお掃除といえば掃除機、こまめにかけることで絨毯を清潔に保つことが出来ます。掃除機をかけるコツは掃除機のヘッド部分をゆっくりとタテ、ヨコに動かし十字にかけてゆくことです。
優しく、毛を起こすようにパイルを意識しながら毛のそろいとは逆さに掃除機をかけると中の埃を吸引しやすくなります。また、髪の毛やペットの毛玉などはゴム手袋を使うと簡単にとることが出来ます。ゴム手袋を装着し、優しく絨毯をなでるだけで静電気が発生し、とりにくい毛を巻き込みます。
「コロコロ」は逆効果!できれば使わないのが吉
絨毯といえば粘着性のカーペットクリーナー、「コロコロ」の愛称で知られるお掃除道具を使う方もいらっしゃいますが、オススメはいたしません。粘着性があるのでゴミと一緒に絨毯の繊維まで引っ張り絨毯をいためてしまう可能性があるからです。
シミや汚れ、どうしたらキレイに落とせるの?
食べ物や汗などで出来てしまったシミ、時間が経過すればするだけご自宅での対応は難しくなってきます。
ついてしまった汚れは付いて直ぐにタオルやスポンジなどで水分を吸出し、シミが残りそうな場合は少量の中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを汚れにかけて布でふき取りましょう。このとき、間違ってもゴシゴシとふき取って汚れを広げてしまわないように気をつけましょう。
洗剤の残留があると絨毯と反応し、色落ちや新たなシミの原因になってしまいますので丁寧に丹念に汚れも洗剤もふき取るようにしましょう。
ニオイが気になったら外干し!
絨毯そのものが悪臭を放つ場合、天日干しをするのが最適です。サイズも重量もあり、干すには難しい場合は重曹を利用しニオイを除去しましょう。
まず、絨毯全体に重曹の粉をふりかけ、手で刷り込むようにこすります。約30分ほど放置した後に掃除機で吸い取れば異臭を払拭することが可能です。
防虫対策にはスチームアイロン!
しっかり掃除機をかけ、シミとり汚れ対策をした後は防虫、ダニ対策をしましょう。
ダニは掃除機をかけただけでは取り除くのに不十分で、繊維に絡み付いて潜んでいます。そこで利用するのがどこのご家庭にもあるアイロンのスチーム機能です。
水でぬらした後、水気をシッカリ絞ったタオルを絨毯にかぶせます。そこへ高圧のスチームを射出します。満遍なく吹きかけたらダニはほぼ死滅しますので必ずもう一度掃除機をかけましょう。
スチームをし終わった後の絨毯はダニの死骸で溢れています。目には見えなくともその死骸を養分に新たなダニが寄生しては意味がありません。必ず再度掃除機をかけるようにしましょう。
スチームアイロンをかけてはいけない素材
表面がビニール製の絨毯や、電気カーペットなど過剰な熱がかかることが逆効果な素材もありますので、見極めて使用しましょう。
市販のダニスプレーなどの併用
忙しくてダニ対策まで完璧にやれない!という場合はドラッグストアなどで市販されているダニ対策グッズを利用するのも手でしょう。その際は、使用前はダニが寄って来やすいよう部屋を暗くし、利用後の掃除機を忘れずにかけましょう。
もっと簡単にダニ対策!
サイズがそんなに巨大でなく、持ち運びもさほど苦でないのなら、コインランドリーまで運び業務用乾燥機での駆除も可能です。乾燥機内でたたきつけられ痛む可能性があるので、ネットなどに入れられるラグマットや小さなカーペットなどに対し有効です。
まとめ
1.掃除機はこまめにかけて、コツはタテヨコゆっくり十時に転がすこと!
2.シミ汚れはついたら直ぐ掃除!水分を吸収して、広げないようふきとること!
3.ニオイがきになったら天日干し!難しい場合は重曹を活用すること!
4.防虫対策にはスチームアイロン!事後は必ず掃除機をもう一回かけること!
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