初めての赤ちゃんには「どんなかわいいベビー服を着せよう」という楽しみがありますよね。
実際にベビーショップをのぞいてみても、プチプラからブランド物までたくさんの可愛らしいベビー服が並んでいます。ベビー服を選ぶときの幸福感は何ともいえませんね。
ですが、初めての赤ちゃんとなると、どんなベビー服を選んだらいいのか悩むことも多いのではないでしょうか。ベビー服を選ぶにはいくつかのポイントがあります。
そこで今回は、初めての赤ちゃんのベビー服の選び方をご紹介しましょう。
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ベビー服の種類
ベビー服と一言でいっても様々な種類があります。ベビー服は肌着やウェアに分けられますが、その中でもさらに細かく分けることができます。
肌着の種類
■短肌着
短肌着はベビー肌着の定番で、オールシーズン使えます。丈が短く、おなかあたりまでなので赤ちゃんの足の動きでもはだけにくく、おむつ替えもしやすいです。
使用期間は生後すぐから3ヶ月ごろまで活躍します。3~4枚ほど揃えておきましょう。
■長肌着
長肌着は短肌着の丈が長くなったもので、こちらも肌着の定番です。丈が長くなるので使用するのは秋冬です。赤ちゃんの足の動きによってはだけてしまうので、使用期間は短く、生後すぐから1ヶ月くらいまでです。
こりちらも3~4枚ほど揃えておきましょう。ただし、寒い季節い着用するものですから、春夏に生まれた赤ちゃんには購入しなくても問題ありません。
■コンビ肌着
コンビ肌着は長肌着と同じく丈が長い肌着ですが、足を入れるところが分かれていてスナップ留めできるものなので、赤ちゃんが動いてもはだけません。
コンビ肌着は歩き始めるまでの長期間使用することができます。3~4枚ほど揃えておきましょう。
■ボディ肌着
股にスナップ留めが付いたTシャツのような肌着です。短肌着・長肌着・コンビ肌着は体の前で合わせるタイプの物でしたが、こちらのボディタイプはTシャツを着るように頭からかぶり腕を出して着なければなりません。
首が座ってなくても寝かせたまま着せることができるので、生後1ヶ月~2歳頃まで長期間使用することができます。3~4枚ほど揃えておきましょう。
赤ちゃんは大人が想像している以上に汗っかきです。肌着はマメに着替えさせてあげた方が良いので、枚数は多い方が良いでしょう。
ウェア
ウェアも肌着と同じようにいろいろなタイプがあります。
■ベビードレス
ベビードレスは新生児期の1ヶ月ほどの間に使用するウェアで、股や足にスナップがないのではだけやすく、使用期間は生後すぐから1ヶ月頃までになります。
使用期間も短いですから、無理に購入する必要はありません。
■ツーウェイオール
ツーウェイオールは股から足にかけてスナップ留めがあって、ズボンのように着せたり、スカートのように着せることもできます。
頻繁におむつを替えなければいけない月齢はスカートとして、おむつ替えの頻度が減ってきたらズボンとしてはだけないように着せることができます。
生後すぐから歩くころまで長く使用することができます。3~4枚ほど揃えておきましょう。
■ロンパース
つま先まで覆うつなぎタイプのウェアで、激しい動きでもはだけたりおなかが出たりすることもありません。パジャマとして着用してもOKです。半袖タイプと長袖タイプとがあるので、オールシーズン使用できます。3~4枚ほど揃えておきましょう。
歩けるようになるくらいまでと長期間使用できます。
月齢とサイズで選ぶ
赤ちゃんの成長速度はすさまじく、なんと1年間で約30cmも成長します。
ベビー服は赤ちゃんの月齢に合わせたサイズで購入すると良いでしょう。
ベビー服のサイズ表示は、「50」「60」「70」「80」といった数字で表されています。この数字は赤ちゃんの身長を表していて、サイズ60は身長が60cmということです。
生まれたばかりの赤ちゃんは1番小さいサイズの「50」を選ぶとジャストサイズで着せることができます。長期間使用するベビー服に関しては、ワンサイズ大きめを購入しておくとよいでしょう。
一般的なベビー服のサイズと月齢の目安はこちらです。
・50→0ヶ月
・60→3ヶ月
・70→6ヶ月
・80→1歳
月齢とサイズがわかれば、かわいいベビー服が見つかったとき購入しやすいですね。
デザイン性と安全性
ベビー服を選ぶときにはかわいさだけではなく、デザイン性や安全性も重視する必要があります。小さな赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいますから、ボタンなどの飾り類はついていないのがベストです。
また大人の洋服だと縫い目は洋服の内側にありますが、赤ちゃんのお肌はとってもデリケートですから、縫い目が外側にあるものを選んであげましょう。
ベビー服の基本の着せ方
ベビー服の基本の着せ方は、「肌着+ウェア」ですが、季節によって調節が必要です。
夏場など汗をよくかく季節は、室内であればウェアは着せずに肌着だけで過ごしてもOKです。逆に冬場などはウェアの上にカーディガンなど羽織もので調整しましょう。
外出時は基本の「肌着+ウェア」、そして冬にはアウターを着せてあげましょう。
注意したいのは、冬場に大人と同じ感覚で厚着をさせてしまうと、あせもなどの肌トラブルを起こしてしまう可能性がありますから、汗をかいているようなら、こまめに拭いたりベビー服の枚数を調節しましょう。
よくある失敗
ベビー服の選び方でよくある失敗が、せっかくかわいいベビー服を買ったのに、季節が合わなくて着せられなかったというものです。
月齢とサイズで、自分の赤ちゃんが70を着るころには季節はどうなっているか、ということが事前にわかっていれば、せっかくのベビー服を無駄にすることもありませんよね。
赤ちゃんの身長・体重で選ぼう
月齢に合わせたベビー服のサイズ選びは基本ですが、赤ちゃんには成長度合いに個人差がありますよね。同じ月齢でも大きい赤ちゃんと小さい赤ちゃんでは当然ベビー服のサイズも変わってきます。
「生後6か月だから、ベビー服のサイズは70で」と月齢とサイズの関係だけで選んでしまうと、赤ちゃんによってはきつくて赤ちゃんが苦しそうだったり、逆に大きすぎてぶかぶかだったりします。
健診などでの赤ちゃんの身長や体重に合わせてベビー服を選ぶようにすると、失敗がありませんよ。
出産前にたくさん買い込むよりも、出産後、なかなか外出しにくい3ヶ月ごろまでに必要なベビー服だけ購入しておき、あとは赤ちゃんの成長に合わせて買い足していくのがおすすめです。
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