”衣替え”言葉はご存知かと思いますけど実際の所、年2回衣替えしている方ってどれくらいいらっしゃるのでしょうね。最近では官公庁内にてクールビズ導入時、学校や企業での夏の制服から冬の、冬の制服から夏の、と移行するときの”単語”と化している気がしないのでもないのですが・・・。
私の周囲の友人も「衣替えの日は6月1日と10月1日」ってすぐ答えられる方が少数派ですよね。洋服に対する意識・気象条件の変化などによりその時代ならではの”衣替え”が存在し始めています。私なんて「衣替えって必要?」とさえ思ってしまっていますから。
そこで大事なことは常日頃からの上手な洋服収納。着たい時に着たい服が見つからない、朝からご機嫌斜め。ストレスの多い時代に何も自らストレスの種をまく必要など無いとは思いませんか?
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目次
滅多に着ない洋服
まず最初に着目していただきたいのが「滅多に着ない洋服」という事になるでしょう。
夏の浴衣に冬のコート、言わゆる季節物のお洋服。喪服や礼服も「滅多に着ない洋服」に含まれるでしょう。とは言いましても”嫁入り道具の高級和服”これはさすがに一緒にはできませんよね。ご先祖様にも失礼ですし、そもそも”和服”には生地の特性からそれぞれ保管法が異なります。洋服の収納と一緒に考えていくのは非常に無理があります。
夏物・冬物・喪服や礼服、まずこれらは収納ケースへ。
めどとして3ヵ月です。向こう3か月は着ない服、これらは”滅多に着ない洋服”として収納ケースにしまいクローゼットの上の方へ。とは言いましてもそんなにナーバスになる事はありません。気温の変化と共に明日も必要かしら、と収納ケースから自然と遠のいていきます。逆に、もうこれでは肌寒い、自然と収納ケース行きの洋服が出てくる事でしょう。ここで大事なことは”滅多に着ない服”と割り切れる洋服をきちんと収納できる場所を常日頃から確保しておく事が大切なのです。収納ケースを3つ容易しておくだけです。
これだけで毎日が衣替え。1日かけて洋服ダンスをひっくり返し・・・、スマートな生活=スマートな収納という訳です。何事でもそうですよね。
服を大事に
明らかにサイズがあっていない、靴下に穴が開いている、ゴムがくたびれ切っている。
などなど社内のその日のヒソヒソ話の対象と知らず知らずになっていませんか。自分の服を大事に見守ってあげてください。明らかにこれ以上着れないという服って意外と多いんですよ。窓拭き用、鏡磨きなど雑巾として最後まで働いてもらってお役目ご苦労、こうした勢いも収納では大事なことです。
ついでながら、使えないライター、電池、書けないボールペン、両面大活躍のメモ用紙、机の上に散乱してませんか。処分して空き缶で十分なので置いといて下さい。自然と小銭が溜まります。片付けができない人はお金が溜まらない人、これはもう調査結果が出ているんです。ご存知でしたか。同じことなんですよね。
あなたの会社の会社の社長の靴下に穴が開いていたらどうしますか。商談に迎えますか。
契約一つ逃します。根底に流れているのはこの原理なんだそうですよね。
洗濯の時からスマートな収納開始
どんな洋服でもただんでしまってでは収納アイディアの微塵も感じられません。
絹や麻などは長時間押された状態のままですとシワになってしまいます。Y シャツなどがそうですよね。逆に綿はシワに強いです。素材を把握するだけでも収納の仕方が変わってくるんです。シワになって困るものはどう収納するか。ハンガーを活用しましょう。
要するにシワになってしまうものはハンガーに掛けて吊るす、シワにならないものは畳んで下の収納ケースへ。クローゼット内が高いのはこれが収納の基本だからなんです。この分類は洋服を長持ちさせるうえでも非常に大切なことです。どんなに高価なブラウスでもさすがに長期間収納ケース内に放置では虫に食べられてい
ても何ら不思議な事ではないんです。防虫剤は日進月歩、それでも数万円もしたブラウスが虫に食べられてからでは納得するにも納得できないですよね。
クローゼット上部には収納棚あるかと思います。ここには先ほど挙げた”滅多に着ない洋服3つの収納ケース”こういう事になります。
ちなみにジーンズも含めパンツはハンガーグループにしましょう。場所も取りませんしすぐに取り出せるのは言うまでもありません。特に梅雨時のジーンズはジメジメしやすく少しでも水分を含んでしまうと生乾きニオイの原因となってしまうんです。最悪カビの原因となる事もありますのでハンガーを活用することで風通し良くしておくことはとても大事なんです。年代物のジーンズは数万円します。マニアの方ならなおさらですよね。
ハンガー、収納ケース、どちらにしまうのがより洋服を長持ちさせることができるのか、洋服の素材から分類できるのはと思います。
これだけでもアイデアと言えばアイデアなんでしょうが、でしたら洗濯物を干す時からこのことを織り込んでみたらいかかでしょうか。
Y シャツなどはハンガーに掛けて干すのです。何回か叩いてそのままクローゼットへ直行です。洗濯屋さんにスーツ類を出すとすぐに出してくださいますよね。そもそも襟などが頑固に汚れていたら洗濯機で済
ますわけなどないです。クリーニングから帰ってきて間もないからこそ家で洗濯しているわけです。十分に綺麗なわけです。非常に洗濯物をしまうのに時間が短縮できます。
要は収納ケースにしまう洋服だけに時間をかけるだけになりますよね。
下着類は洋服ではない
下着をコレクションとしている方は例外ですが、下着類はその時の気分はあるにしろごちゃごちゃ探してまでその日身に着けるものを探す、さすがにそこまで時間をかけている方はごくごく少数派でしょう。
下着類でしいて気になる事と言えば”色”ぐらいなのではないでしょうか。その気持ちはわかります。でしたらなおさらです。ぱっと見てぱっとお目当ての下着類を探せる、目に入り安い収納の工夫をするのが下着類なのでしょう。
でしたら下着類に収納ケースは不必要ではないのでしょうか。収納ケースよりも収納駕籠の方が極めて機能的に優れていることになります。
収納アイディアの面からすれば下着類は洋服とは一線置きましょう。
この収納駕籠はクローゼットの下の収納ケースの上にちょこんと置いとけば場所も取ることはありませんよね。
また、靴下は出社時に必ず身に着けます。言うなれば収納駕籠の中は毎朝必ずのぞき込むという事になります。でしたら定期入れ、お財布、名刺入れ、この3点セットも収納駕籠の中にポイっとする習慣をつけてしまってもいいではないでしょうか。
その分自分の机にこれまたスペースが。持ち帰った仕事をする際のカップ置き場でいいのではないですか。
ベストアイデア2つ
服は立てる
せっかく綺麗に畳んだ洋服でも平積みでは下の方にある洋服を取り出すときにぐちゃぐちゃになってしまいます。畳んだ服を洋服ダンス・収納ケースにしまう時には洋服は立てるのが基本です。一目で探している洋服が見つかりますし収納量も格段に違ってきます。
子供服などは筒状に丸めて立ててしまうのもさらに賢い収納法です。
上から見て下にどんな洋服がしまってあるのか見えるわけもありませんよね。とは言え下から力ずくで引っ張り出しても。結果としていつも洋服は上から、決まった服しか着てないことになりませんか。その為にも洋服は立ててしまいましょう。
色で分ける
最近の洋服はヒートテックなど素材もどんどん進歩し薄手の物でも暖かい、厚手のものでも通気性に優れていて涼しい、など洋服自体が一昔前と様変わりしてきています。
そこで黒色系統から白色系統へと並べてしまうのもいいアイデアだと思います。毎朝短時間でコーディネートするのも出社前の楽しみの一つになっていきますよね。
基本は四角形
収納ケースやら収納駕籠、どれくらいの大きさの物が何個必要で、何にも考えずに買い物に行く方はまずいないと思うのですが、サイズまで測って、となると「さすがにそこまでは」となる方も多いことでしょう。
収納用具売り場には様々な物が販売されております。あれもこれも、その可愛らしさに目移りしてしまいます。どんな模様の物を購入するのかは人それぞれかとは思いますが確実に言える事は「四角形が基本」という事です。
言うまでもなくクローゼットは家の中にあります。ではその家はと言いますと一部のデザインに比重を置いた特別な物件を除いては四角が製図の基本です。丸い家というのは階段一つとっても設計上非常に難しいんですよね。特に地震大国の日本では。必然的に収納ケースなども四角が基本となります。円柱の収納ケースが非常に可愛らしく見えるのもわかります。お洒落に目に飛び込んでくるのもわかります。残念ですが四角形の中に丸を書いてみれば一目瞭然でしょう、四隅に必ず隙間が出来てしまいます。
そうです、丸い収納ケースや収納駕籠などは余計なスペースを作る以外の何物でもなく機能的に何のメリットもないのです。場所を余計に狭くするだけなんですよね、でもそういうものに限ってお気に入りのキャラクターグッズだったりしてしまうわけです。しかし、それでいい収納アイディアと言われましても、ねぇ。
おすすめの収納用具
100 均ショップで十分なのです
効率よい収納用具、もう100 均ショップで手に入れられないものはないといっても過言ではないのでしょうか。
そもそも収納アイディアがなに故に必要なのかを考えてみてほしいんですよね。
衣替え、置くスペースという課題がそもそもの発端で悩まれるのだと思います。置くスペースで悩まれていないのでしたら洋服ダンスを何個も買えばいいだけという事になります。
通気性に優れたハンガーラックも何個も購入しておしまいという事になります。それを言い出してしまったら月極契約でレンタルスペースもあります。業者に電話一本ですね。
御金に糸目をつけないという本末転倒以外の何物でもありません。
収納用具は高級品、でしたらその分広い一戸建てにでも引っ越せばいいだけの話にこれまたなってしまいます。もちろん日用大工専門店などでも手に入れることは可能ですがほとんどのものが今や大きな100 均ショップに足を運べば手に入れることができます。
しっかりと最後の最後まで収納用具も最安値で攻めましょう。
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- ハンガー
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- つっぱり棒
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- 収納駕籠
- 収納BOX(箱付き)
いろんなものがそろえることが可能です。実際に店舗を検索してみましょう。
ただここまでは徹底できないという点は全ての商品が100円+消費税という訳にはいかないという事ですね。こればかりは工夫の仕方はさすがにないですよね。
おすすめの収納スペース
収納スペースに限界がある故に悩まされてしまう訳です。お部屋のスペースが限られてしまう故に悩まされてしまう訳です。言うまでもないことですよね。
そしてもう一点、収入に上限なし、それでしたらもうアイディア以前にお悩み解決になってしまう、という事ですよね。
収納法を考え、できることはあと一点、収納スペースを作ってしまいましょう。
お部屋に緑を
読まなくなった古本などをガムテープでぐるぐる巻きにしたものを二つ用意します。この上に板を乗せてみましょう。そこにテーブルクロスを掛けてみてください。
いかかでしょうか。板の下に収納スペースが出来上がると思うんです。
ここを収納駕籠や季節的に履かなくなった靴の収納スペースとしてみてはいかかでしょう。板の上に写真盾やら旅行先で手に入れた置物、読み終えた本などを移してみれば机の上も整理でき、思い出の空間を作ることもできるという一石二鳥の収納スペースとなります。
お部屋が殺風景に感じてしまうのであれば観葉植物などを置いてみるのもいかかでしょうか。
ガムテープも板も不思議なことに観葉植物も今では100 均で手に入るんですよね。
ハンガーにS 字リング
ハンガーは言うまでもなく洋服を掛けるものです。しかし一つのハンガーに洋服一つと決めつけてしまう必要はないのでしょうか。
ハンガーに何個もS 字リングなどをつけてみてはいかかでしょう。ちょうどシャワーのカーテンのようになるかと思います。このリング一つ一つにハンガーを掛けることにより一つ分のスペースでハンガーが何本
もかけられる空間が作れることになります。洋服が非常に多い人向けですね。ただしS 字リングをつけるハンガーに関しましては頑丈なものを選ばないと総崩れとなってしまいますのでそこは慎重になさってください。
また、帽子、スカーフなどはS 字リングに直接引っかけることも可能かと思います。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
少しでも参考になりましたら是非実行してみてください。大都市圏への一極集中が叫ばれて久しいですが当面この現状にストップはかかりそうもありません。さらにそこに目を付けたのが投資マンションです。何も”住”に重きを置いているわけでも何でもないのでマンションとは名ばかりの物件も出てきています。
これが大都市の住宅が抱えている問題の一つなのです。確かに大都市圏のマンションなどは狭いとしか表現しようがなく、設計もほとんど同じです。とは言いましても”寝に帰るだけ”と割り切ってしまっては衣食住、楽しもの一つを失うことになりかねないのであまりにも悲しいではありませんか。でも、洋服を散乱させているお部屋には友人も招くことすらできませんよね。そこで少しの工夫で簡単にお部屋は綺麗な空間へと変えることができるという事をご提案させていただきました。
また、企業は人件費抑制のためどんどん現場となるべき職場を海外へと移動させております。周知のとおり海外における賃貸物件には家具や家電製品が付いているのが当然です。
桐ダンスなどの何百万単位の家宝でしたらいざ知らず、大金をはたいて家具を購入する時代ではありません。私自身も海外赴任を二度命じられました。その度に家具は処分です。
しかも家具を処分するにもかなりの大金を必要とするいうご時世。どうやらお金の使い方も考えていかなければいけない時代のようです。
収納アイディア次第で住に変化を生み出すことができます。その変化を共にすることででもいいでしょう、その変化の結果でもいいでしょう、時間という誰からも手に入れることができない贅沢品、それが家族サービスやら友人との旅行、ゆったりとした休息空間、そんな贅沢な機会を手に入れる切符です。現代人は時間に追われ、それすらをも自ら潰しているのではないでしょうか。
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