Home / 家事 / 洗濯 / カーペットを自宅で洗濯する手順

カーペットを自宅で洗濯する手順

リビングなどに敷いておけば、ゴミの散らかしを防いで冬には足元の冷えも押さえてくれるカーペット。リビングに合ったおしゃれなカーペットを敷いている人も多いと思います。

しかしカーペットのお手入れをしていますか?年中敷きっぱなしなので、掃除機をかける程度ということも多いですよね。カーペットは種類によっては洗濯ができます。今回はそんなカーペットの洗濯の方法をご紹介します。もし洗濯できないカーペットでも、人が直接触る物なのでしっかりお手入れして行きましょう。

スポンサードリンク

洗濯の前に

カーペットを洗濯する前にお手入れや準備をしていきます。まずはブラッシングを行います。窓を開けて換気をしながらなるべく目の細かい大きなブラシを用意して下さい。カーペット用もありますが、普通のブラシでも代用できます。カーペットにブラシをかけると元のふわふわ感と奥まで入った細かいゴミを上に出す効果があります。根本から毛を起こすように上へ出していきましょう。

次に掃除機をかけていきます。ブラッシングでゴミやほこりを上へ出したので、それを吸い取ります。いつもよりゆっくりと時間をかけて、毛の流れとは逆方向へかけていきます。また一定方向ではなく、逆からもかけるなど方向を変えていきます。角度を変えると一回では取りきれないゴミを吸い取ることが出来ます。裏側もしっかりと掛けていきましょう。

最後に髪の毛を取っていきます。カーペットの毛に絡まった髪の毛は掃除機だけでは取ることが出来ません。そこでゴム手袋をはめてカーペットをこすっていきます。そうするとすぐには取りきれなかった髪の毛を取ることが出来ます。また見落としがちなカーペットに裏側にも髪の毛が多いので、ぜひやってみてください。必ず裏側も掃除機をかけましょう。

洗濯する前に注意事項

洗濯をする前にいくつかの注意事項があります。一つずつ確認をしていきましょう。

天気を確認

まずは天気をかくにんします。カーペットは普通の洗濯物とは違い、外に干しても完全に乾くまでかなり時間がかかります。しっかり乾かさないと、反対に強烈な臭いを発してしまうので、午前中か2~3日はしっかりと晴れる日に洗濯をしましょう。まずは晴れの天気か確認が必要です。

洗濯表示を確認

洗濯には大きく「手洗い」と「洗濯機使用」の2種類があります。どちらが適しているのか、またどちらも使えないのかしっかりと確認をしましょう。

干す場所の確保

カーペットは大きいだけではなく、水分を含むととても重くなります。女性の場合は一人で持てない場合があります。そのためカーペットを干す場所を確保します。風通しが良く、重いカーペットでも干せる場所が必要です。また手洗いの場合は、お風呂場で行います。半日前後お風呂場が使えなくなる可能性がありますので注意して下さい。

手洗いの洗濯方法

準備が整ったら洗濯をしていきます。まずは手洗いの場合を見ていきましょう。

浴槽に30℃以下の温度のぬるま湯をカーペットが浸かる高さまで入れていきます。洗濯用洗剤をよく溶かします。液体洗剤の方が溶け込むので使いやすいですよ。そして折りたたんだカーペットを入れて足踏みをしていきます。汚れがひどい時には1時間程度浸けておくと、よりしっかり汚れが取れます。上下を変えたりしながらお湯や洗剤を入れ替えて3回程度、汚れがなくなるまで行います。

次はすすぎを行います。洗剤が無くなるまで数回すすぎます。きれいな水に変えながら足踏みをし、またカーペットの向きなどを変えながらしっかりと行います。すすぎが十分できたら、柔軟剤を入れて5分程置きます。そしてその水を流し、また足で踏みながら水分を取っていきます。水分が取れたら浴槽のふちにしばらく起きて、余分な水分を取っていきます。

水分が粗方取れたら、外の風通しの良い場所へ陰干しをします。一日では乾き切らないので、2日以上かけてしっかりと干していきます。

洗濯機の場合

洗濯表示を確認してから、カーペットを畳みます。畳み方は汚れた方を外側にして、ギザギザ折って最後に丸めてネットに入れます(屏風畳み)。またカーペットのふちを内側にしてきれいに折りたたんでいく方法もあります。どちらも最後は洗濯用ネットに入れて洗濯機へ入れます。

洗濯をするときには液体洗剤を使用すると、溶け残りもなく使いやすいのでおすすめです。洗濯のコースは布団や大物洗いを選択します。あとは洗濯機の説明書を読みながら行います。

干す方法

干す時には風通しの良い陰干しで行います。しかしすぐには乾かないので、しっかり乾かすために2つのコツをご紹介します。

1つはM字干しです。物干し竿を2本使って折りたたまないように干しましょう。風があたる面積が広い方がより早く乾かすことが出来ます。

2つ目はA字干しです。1本の物干し竿を使って干します。そして物干し竿にハンガーをかけて、カーペット内の風通しをよくします。

まとめ

いかがでしたか?カーペットなんて自分の家では洗えない!と思ってた人も多いと思います。しかししっかり洗うことでダニやホコリを押さえることが出来ます。小さなお子さんがいる家庭では、カーペットの上でハイハイをすることも多いと思います。出来る限り自分の家で洗濯をして、きれいなカーペットで過ごしたいですね。

スポンサーリンク

Check Also

医師も大絶賛!ダスキンの布団クリーニングが凄い理由6つ

あなたの布団は、洗った事があり …