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生豆から自分だけの美味しいコーヒーを作ろう!

コーヒーの豆にこだわる人は多くいますが、生豆にこだわる人はどれくらいいるのでしょうか。コーヒーは「生豆」と「焙煎豆」に分けられ、「焙煎豆」に多くの人がこだわりを持っています。

自分だけの美味しいコーヒーを作ってみたいとは思いませんか。「生豆」の知識を増やして、いつも飲んでいるコーヒーをもっと深く味わってみませんか。身近なコーヒーに奥深い世界があることを楽しんでみてはいかがでしょうか。皆さんが「生豆」からこだわって美味しくコーヒーを挽けるようになればと思います。

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コーヒー生豆の種類とおすすめ

コーヒー生豆には大きく2通り種類があります。ストレート生豆とブレンド生豆です。

ストレート生豆とは

一つ目はストレート生豆です。こちらは、収穫された産地や農園、等級ごとの特徴を味わうためにはおすすめです。ストレート生豆の場合、単品であるため味が単調で商品ごとに味のばらつきが出てきてしまいます。不安定ではありますが、その豆が持つ味を味わいたいという人にとってはストレート生豆がおすすめです。また、ストレート生豆の味わいを知ることで、自分の好きな産地、農園、等級の味わいが見つかるのではないでしょうか。

おすすめストレート生豆6選

・ブルーマウンテン No1(ジャマイカ)

コーヒーの王様と称されるほどの最上級品質です。昼と夜とで寒暖さが激しい気候はコーヒー栽培に適しており、シルクのような舌触り、甘い香りの中にも酸味と苦みをバランスよく兼ね備えたコーヒーとなります。生産量も少なく貴重な豆で世界的に有名です。

コロンビアスプレモ(コロンビア)

コーヒー生産国第一位のコロンビアで生産されたこちらの生豆は肉厚で立派な見た目をしております。すっきりとした味わいで、酸味やコクもバランスが良く口当たりの良さを特徴としたクセのない味わいで人気です。中炒りから深炒りにすることでふくよかなボディを作ることができます。

グアテマラSHB(グアテマラ)

グアテマラでは標高1350m以上で作られる豆にSHBという最高級グレードが付けれています。寒暖差によりコーヒーの実が凝縮されることでおいしさを多分に含んだこのコーヒー豆は力強いコクと香りを持っています。また、甘みもありずしっとした重みのある味わいを楽しみたい方にはおすすめの生豆となります。

ハワイコナ・エクストラファンシー(ハワイ)

この豆はブルーマウンテンに並ぶほどの高級な豆で非常に人気があります。現在は、害虫による被害のためハワイからの輸出量が減少しており、なかなか手に入れることができず価値があがっています。味わいとしては柔らかな酸味とまろやかな口当たりが特徴です。甘いアロマも印象的です。

タンザニアAA(タンザニア)

タンザニアの北部にあるキリマンジャロ山麓で作られているのがこちらのタンザニアAAです。土壌が火山性で水源がキリマンジャロの雪解け水のため栄養価が高い環境で育ち、バランスが良く良質な酸味を持ち、骨格のある味わいがするコーヒーを作ることができます。

インドモンスーンAA(インド)

この豆はインドで作られており貿易風(モンスーン)を利用した特殊な製法で作られています。生豆に含まれる水分が少ないため、色は黄金色で非常に稀な豆だと言えます。味も特徴的で、大豆やきな粉のようなアロマです。また個性的な苦みがあります。

ブレンド生豆とは

数種類の豆を配合することでブレンド生豆が生まれます。ストレートにはない新たな味わいを生み出すことができます。また、ブレンドすることで味のばらつきをなくすことができ、品質を安定させることができます。

自分なりのコーヒーを作りたいという方は、自分の好きな特徴を持つストレート生豆を配合してみるとよいですね。自分だけのオリジナルブレンドを楽しむことができると思いますよ。

おすすめブレンド生豆6選

ヨーロピアンブレンド

ヨーロッパでは深いコクや味わいが好まれています。それに合う生豆として、インドネシア・エチオピア・ブラジルをブレンドしたものが有名です。

マイルドブレンド

苦みを抑え、すっきりとした味わいが特徴です。口当たりが良く何度飲んでも飽きない味わいです。エチオピア・グアテマラ・ブラジルの生豆をブレンドしたものが有名です。

モカブレンド

風味が独特で、フルーティーなアロマに豊かなコクを兼ね備えたブレンドが特徴的です。エチオピア・コロンビア・ブラジルの生豆をブレンドしたものが有名です。

キリマンジャロブレンド

風味は芳醇で、シルクのような舌ざわりを楽しむことができます。ほんのりと甘い香りとキレのある酸味が特徴的です。タンザニア・ブラジル・ホンジュラスの生豆をブレンドしたものが有名です。

コロンビアブレンド

味わいがまろやかで、適度に甘いアロマがあります。バランスが良く取れているため、万人受けしやすいブレンドだといえるでしょう。コロンビア・ブラジルの生豆をブレンドしたものが有名です。

ブルマンブレンド

香り高く、酸味、甘み、苦みが調和しており、味わいの深いブレンドとなっております。グアテマラ・ジャマイカ・ホンジュラスの生豆をブレンドしたものが有名です。

おすすめの生豆通販6選

World Beans Shop

コーヒービーンズクラブに無料会員登録することで、コーヒー生豆のオンライン購入や販売に役立つ画像や資料をダウンロードすることができます。

また、商品カテゴリが充実しております。スペシャルプレミアム、オークション入賞コーヒー、認証コーヒー、数量限定コーヒー、プレミアムコーヒー(地域別・産地別)、スタンダードコーヒー(地域別・産地別)、カフェインレスコーヒー、グッズというように様々なカテゴリがあるため、自分が探している生豆を発見しやすいかと思います。

http://www.coffee-w.co.jp/

ワイルド珈琲

こちらの通販では国別に生豆を探すことができるので、ここの国の生豆が欲しいというような方にとって有益な通販サイトだと言えます。30ヵ国の生豆を取り扱っているのでそれぞれの国の生豆を検索してみるのもよいでしょう。また、それぞれの生豆に対して甘み、香り、豆の大きさ、ボディ、酸味を現したグラフがあるので、その生豆の特徴が分かりやすいと言えます。

http://wild-coffee-store.com/

ヴォアラ珈琲

こちらの通販サイトではコーヒー生豆をWEB限定お得セット、COE(カップ・オブ・エクセレンス)、地域、サイズから選ぶことができます。また、商品カテゴリーにはまろやかな風味、スッキリとした味わい、フルーティーな味わい、コクのある味わいというように味わいごとに商品を検索することができるため、イメージに合うような味わいを選びやすいかと思います。

http://www.umaicoffee.jp/

生豆本舗

こちらは、チャフ(シルバースキン)を専用研磨機にかけて除去しているために歩留まりが高くなり、且つ小型焙煎器の故障の原因を防ぐような工夫をしています。また、10g単位(100g~)から販売しているため、軽量の手間を省きいろいろなコーヒーが楽しめるような工夫をしております。

こちらのサイトでも、それぞれの生豆の特徴として香り、甘味、酸味、苦味、コクを現すグラフがありますので初心者でも選びやすい仕様となっております。

http://www.namamame.jp/

カフェプロ

こちらの通販サイトでは、珈琲の専門商社である日本珈琲貿易株式会社でパッケージしたものを販売しております。また、サイトではコーヒー生豆の精製過程をわかりやすく説明しています。また、当サイトでもそれぞれの生豆の味わいバランス表を載せているので、味をイメージしやすいです。

初めての方限定でカフェプロ特選生豆という商品を販売しています。10種類のコーヒー生豆(各60g)セットで1300円という商品を注文することができます。この商品を購入しカフェプロがどんな生豆を取り扱っているのかを知って頂ければと思います。

https://www.dainichi-net.co.jp/cafepro/beans/beans.htm

松屋珈琲

こちらの通販サイトも生豆を選びやすい仕様となっております。カテゴリーでは生豆を「良質酸味」「重厚感」「バランス」「個性」から選ぶことができます。また、おすすめセット商品、定番ブレンドコーヒー、ギフトセット、特別プラン等もあり充実したラインナップです。また、10つの産地から生豆を選ぶことができるのでおすすめの通販サイトです。

http://www.la-vie-en-cafe.com/

 

焙煎とは?焙煎の仕方による違いもある?

焙煎によってどのような違いがあるのでしょうか。コーヒーの香ばしい香りは、「生豆」を火で煎ること、焙煎をすることでコーヒーの色、味、香りができあがると言われます。つまり焙煎の程度によっても色、味、香りが変わってきます。

浅煎り、中煎り、深煎りとあって、焙煎をするほど甘みが増していくと言われます。また、酸味が減り苦味が増えていくようにもなります。焙煎をあまり深くしてしまうことで各産地の特徴をなくしてしまうこともあり、注意も必要です。

例えば、フローラルな香りが特徴の「コロンビア豆」では、中煎りで香りが一番よく出ます。あまり深い焙煎ですと特徴的な酸味よりも苦みが出てきてしまうことになります。その焙煎の具合が実はとても難しいのです。焙煎の違いによってコーヒー豆の個性を引き出したり、消したりもしてしまいます。

自分で「生豆」を焙煎してみよう!

焙煎が味や香りを決めることをご紹介しましたが、「生豆」を買って自分で焙煎している人も実際に増えてきています。煎りたてというのが香りと味を最高に味わえますのでそれを楽しんでいるようです。

また「生豆」のままですと長く保存できます。保存しておいて、飲みたい時に焙煎したてのものを飲むのは贅沢なことです。

自分で焙煎することで自分の好きな香りや味に焙煎してみませんか。焙煎は奥深いものですので、やってみることでよりコーヒーの世界を深く味わえるようになるのではないでしょうか。

豆の挽き方へのこだわり

焙煎と同じように豆を挽くこともとても大切な作業です。
「極細挽き」「細挽き」「中細挽き」「中挽き」「粗挽き」などの5つの挽き方に分けられ、細挽きになるほどよくお湯と接触するため、色も味も早く良く出るようになります。

どんな器具を使ってコーヒーを入れるかによって最適な挽き方も変わります。挽き方にもこだわってコーヒーを淹れることが重要です。
・極細挽き・・・エスプレッソやターキッシュコーヒーに最適
・細挽き・・・・ダッチコーヒーと呼ばれる水出しコーヒーなどに使用
・中細挽き・・・ペーパードリップやコーヒーメーカーで淹れる一般的なレギュラーコーヒー向き
・中挽き・・・・サイフォンやネルドリップに最適
・粗挽き・・・・パーコレーターなど長い時間かけて抽出をする場合におすすめ

挽く際には、コーヒーを淹れる前に必要になる分量だけを挽くようにすることで風味を損なわないで飲むことができます。

ドリップの方法は真ん中に向けて真上から注ぐのがコツ

丁寧なドリップの方法によってもコーヒーの香りや味を変えます。ペーパードリップの方法も学ぶと奥深いものがあります。

お湯の温度は沸騰の泡が静かになった95℃前後がおすすめで、ペーパーフィルターの真ん中からお湯を注ぎ、真上から注ぐのがコツです。コーヒーをまんべんなく抽出するためには壁面からではなく真ん中からお湯を注ぐのがいい方法です。蒸らすことが大切なので真ん中にお湯を注ぐようにします。

ペーパーフィルターの中のお湯の量をずっと一定に保ちながら抽出していくように注意するのもいいでしょう。

 

まとめ

いかがでしょうか。コーヒーの「生豆」からこだわって、自分で焙煎してみたくなったのではないでしょうか。「生豆」からこだわることで、最初から手作りしたようなコーヒーを味わうことができます。コーヒーの自分ならではの楽しみ方をもっと広げていくのもよいでしょう。

自分の好きな豆選びから豆の挽き方にこだわって自分だけのコーヒーをたしなんでみるのも贅沢で楽しいと思います。愛情たっぷりの一杯をカップに注いでみてくださいね。

 

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