運動不足、ストレスからくる過食、加齢による代謝力の低下など太る原因は人それぞれ。太ってしまっても、たいていの場合は生活習慣・食生活の改善で痩せることが可能です。
しかし、急激な体重増加は要注意です。甲状腺機能低下症や肝硬変などの病気も考えられます。体重増加の原因が自分で思い当たる場合は、本人の意識次第で痩せて健康体に戻ることが必ずできます!生活のリズム、食事内容のバランスを見直してみましょう。
ダイエットで注意したいのが、「痩せすぎ」。若い女性に多いようですが、いわゆる「モデル体重」を目標にしてしまって、健康を損なってしまうのです。周りが止めても、骨と皮になるまでダイエットに励む人もいます。
ここ10年位は標準体重より数kgオーバーなだけで、「とても太っている」とされる風潮があります。「痩せている(体重が軽い)=美しい」ではなく「健康で引き締まっている=美しい」なのではないでしょうか。
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目次
“体重計の数値に振り回されない”
正しいダイエットは「余分な皮下脂肪・内臓脂肪を減らす」ということであって、「体重を減らす」ことのみに固執するべきではありません。
「筋肉を落とさず、脂肪を減らすダイエット」には高たんぱく・低脂肪の食事と適度な運動が必要です。そして規則正しい生活をすることが大切。なるべく朝早く起きることで、自律神経が調い、交感神経・副交感神経のバランスがうまくとれるようになります。それによって日中の活動時のエネルギー代謝がよくなるのです。
“簡単美味しいダイエットレシピ”
中から綺麗!ほったらかしラタトゥイユ
ラタトゥイユは野菜を油で炒めてから煮込むレシピが多いです。今回は油を後入れにし、少量しか使いません。野菜は切り終えたらどんどん鍋に放り込んでいけばOK!簡単ですが野菜の旨みがしっかりでて、食べ応えもある1品です。
■材料(3~4人分)
たまねぎ 2個
にんじん 1本
じゃがいも 1個
ズッキーニ 1本
パプリカ 1個
トマト缶(カットタイプ)
にんにく 2かけ
コンソメスープの素 1個
オリーブ油 小さじ1
塩 少々
こしょう 少々
■作り方
①たまねぎ、にんじん、じゃがいも、ズッキーニ、パプリカは1cm角に切り鍋に入れる。
②トマト缶も鍋に入れる。野菜がひたひたになるまで水を加えて中火にかける。
③沸騰したら火を弱めて、あくを取りながら10分煮る。(蓋はしない)
④コンソメスープも加えて、さらに10分煮込む。
⑤煮込む間に、にんにくをみじん切りにしてオリーブ油で炒める。香りが立ったら、焦げないうちに油ごと皿に取り出しておく。
⑥スープに炒めたにんにくを入れて5分煮込む。塩・こしょうで味を調えたら完成です。
お腹スッキリ!おからハンバーグ
ダイエット中も罪悪感なく食べられる、おからのハンバーグです。肉の量を減らしおからをたっぷり入れてあります。便秘の方にもおススメです。
■材料(4人分)
おから400g
鶏胸ひき肉150g
たまご 1個
長ねぎ 1本
片栗粉 大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1
ごま油 小さじ1
塩 ほんの少し(入れなくても良い)
こしょう お好みで(多めでも美味しいです。)
油 適量(焼く用)
(タレはお好みの調味料)
ポン酢
ゆずこしょう がおススメ。
■作り方
①長ネギは細かいみじん切りにする。
②ボールにおから、鶏胸ひき肉、たまご、長ねぎ、片栗粉、鶏がらスープの素、ごま油、塩、こしょうを入れてよく混ぜる。
③しっとりとまとまってきたら5cm大の丸い形に整える。厚さは1cm位が焼きやすく食べやすい。
④フライパンに油を入れて熱し、中火で作ったハンバーグを焼いていく。片面に軽く焦げ目が付いたら、裏返す。火を弱め、蓋をして6~7分焼く。
⑤ポン酢、ゆずこしょう、生姜醤油などお好みの調味料を添えて完成。
おつまみにも。定番「とりわさ」でたんぱく質補給
■材料(3人前)
筋なしささみ 6~7本
三つ葉 市販の1袋の半量
焼き海苔 全型1枚
酒 大さじ1
しょうゆ お好みの量
わさび お好みの量
■作り方
①三つ葉は茹でて、3cmの長さに切っておく。
②お湯を沸かし酒を加え、ささみを茹でる。茹ですぎると固くなるので注意。
③茹で上がったささみを冷水で締める。手で1cm位の幅に裂いていく。
④器にささみ、三つ葉、のりをこんもりと盛って完成。
食べるときに、しょうゆとわさびをかけて混ぜて食べる。わさびが苦手な場合は、梅肉でも美味しいです。
“太りにくい身体作り”
ダイエットのゴールは痩せることではありません。一時的に痩せては元にもどるようなダイエットは身体の負担になりますし、情緒不安定にもなりやすいです。今後もずっと太りにくい身体を作ることを目標しましょう。そのためには・・・
■たんぱく質を取ることをこころがけましょう。
たんぱく質は筋肉の合成、修復を行う栄養素。筋肉量が増えれば、消費エネルギーも増えます。さらにたんぱく質は脂質よりも消化の際の消費エネルギーが大きいのです。豆腐、白身の魚、ささみ等を積極的にとりましょう。
■早寝・早起きを定着させる。
早寝をすれば早起きもおのずとできるようになります。夜の10時~2時の4時間は成長ホルモンの分泌が盛んになります。この時間に就寝していると日中痛んだ細胞の修復や、筋肉の合成がスムーズに行われます。美肌・代謝力アップのために午前0時には就寝したいものです。
■普段から歩こう。やたらと車・電車に乗らない。
近くのスーパー・コンビニにも車で行く人、結構多いですね。たくさん買っても車なら大丈夫・・・そのため余分な食べ物を買い込みやすいです。面倒でも徒歩で買い物に行きましょう。早めの速度で歩けば、有酸素運動になります。
もしも買い過ぎそうになっても、帰り(荷物が重くなる)を考えて自制することができます。お菓子等買い込むことを防げます。
「規則正しい生活リズム」と「健康的な食生活」。初めは面倒かもしれませんが、1週間も続ければ、身体の代謝リズム・自律神経のバランスがとれてきます。やがて便秘の解消、体重の減少、便秘の解消、冷え性の改善等嬉しい変化が見られるでしょう。
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