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家事に忙しい主婦必見!保育士資格は通信教育でとろう!

最近は子育てをしながら働く女性も多く、待機児童問題、保育所不足も大きな社会問題であり、同時に保育士不足も深刻な状況ですね。

保育士の社会的需要も高まってきていて、働く場所も保育園だけでなく、企業内の託児所や保育施設も増えてきて、活躍の場も広がっています。子どもの成長を見守りサポートする保育士の仕事は、やりがいと社会的責任がとても大きい、国家資格の保育のプロです。

妊娠、出産、子育てで一度仕事を辞めてしまった女性は、再就職をする際に妊娠、出産、子育てでできてしまったブランクをネックに感じてしまいがちですが、保育士の仕事はその経験が仕事をする上で強みになる職業です。

「子育て中だけど、手に職を持ってずっと続けられる仕事をしたい!」「子育て経験を生かした仕事をしたい!」そんな、働きたいママ世代に、ぴったりの職業でもありますね。でも、保育士資格は持っていない、資格を取るのに学校に行く余裕はない・・・。

そんな方は、「通信教育」で保育士資格を取ってみてはいかがでしょうか。今回は、通信教育で取る保育士資格についてご案内いたします。

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保育士資格の概要

保育士とは、0歳から6歳までの未就学児の保育と保護者への保育についての指導を行うことをなりわいとする、国家資格です。

かつては、「保母さん」と呼ばれていた保育士ですが、平成11年に児童福祉法が改正、平成15年に施行されたことによりり、男女に関係なく名称が「保育士」に統一されました。

幼稚園の先生「幼稚園教諭」と保育士は、「保育のプロ」としてとてもよく似ていますが、幼稚園教諭の管轄は文部科学省、保育士の管轄は厚生労働省となっています。似ているようで、資格は全く別のものです。

保育士の資格をとるための方法は2つで、1つ目は、「厚生労働大臣の指定する保育士養成施設で所定の科目を履修し卒業すること」2つ目は「保育士試験に合格すること」です。

1つ目の方法は、大学、短大、専門学校の保育科等で、きちんと所定の単位を取って卒業すると、保育士試験を受験することなく保育士資格を得ることができる、というものです。

2つ目の方法は、通信教育を利用したり、独学で勉強した方が、保育士資格試験を受験し、合格して資格を得る、というものです。

保育士試験は、前期(筆記試験:4月下旬、実技試験:7月上旬)、後期(筆記試験:10月下旬、実技試験:12月上旬)と年に2回の受験機会があります。

試験科目は、筆記試験、実技試験の2つです。筆記試験は9科目あり、それぞれ6割以上の得点が必要となります。

実技試験は、音楽表現、造形表現、言語表現から希望するものを2つ選択し、6割以上の得点で合格です。

実技試験は、筆記試験9科目全て合格しないと受験資格がありません。

しかし、合格した科目は3年間の有効期間がありますので、最長3年かけて長期計画で合格する、という方法を取ることもできます。

保育士試験資格取得の難易度

保育士試験の合格者は、例年20%前後を推移しているようです。意外に難易度の高い資格のように思えますね。

この数字は、「全ての科目に合格した人」を示す数字となっているため、このような合格者割合になっているようです。筆記試験だけでも9科目と、項目が非常に多く、音楽表現、造形表現、言語表現から2つと、実技試験もあり、と、勉強する範囲が非常に多岐にわたります。

ですが、ポイントを抑えて計画的に勉強を進めていけば、資格取得は決して厳しいものではありません。

次ページ:保育士資格をとるにはどのような方法がある?

保育士資格をとるにはどのような方法がある?

保育士資格を取得するには、大まかに「厚生労働大臣の指定する保育士養成施設で所定の科目を履修し卒業し、試験なしで保育士資格を取得する」方法と「保育士試験に合格して保育士資格を取得する」方法の2つがあります。

「保育士試験に合格して保育士資格を取得する」方法を選択される場合、保育科など専門外であっても、大学、短大、専門学校等を卒業した方は保育士試験の受験資格がありますが、それ以外の方は2年以上の保育施設等での実務経験がないと受験資格がありませんので、注意が必要です。

専門学校

厚生労働大臣の指定する、大学、短大、専門学校などの保育士養成施設を、所定の科目をきちんと履修し卒業すると、卒業と同時に保育士資格を得ることができます。試験をせずに保育士資格を得られるルートです。

最短でも2年間は毎日通学し、保育士に必要な科目をみっちり勉強し、実習もきちんとありますので、学校に通うことは、最短で確実に保育士資格を取得したい方におすすめの方法です。

通信教育

学校に通わずとも、保育士の資格を取るための確実な勉強ができる方法です。

保育士試験の合格に必要な科目の教材を提供してくれるだけでなく、添削指導なども充実し、不安な実技試験対策も動画やスクーリングを実施しているところもあります。既に仕事を持っている人、育児家事の合間をぬって勉強をしたい人におすすめの方法です。

独学

自分で独自に勉強する方法です。

費用もほとんどかからず、誰にも全く干渉されずに自分のペースで学習を進められますが、あまりおすすめはいたしません。ある程度、保育士試験に関する知識や技術を持っていて、合格する自信のある方に限った方法といえるでしょう。

通信教育のメリット

自宅で自分の生活を軸に勉強を進められる通信教育は、それだけでも大きなメリットですが、メリットはそれだけではありません。

法改正の連絡が迅速

資格試験に、法改正によって今まで覚えていたことを覚えなおさなくてはいけなくなった、ということは比較的多くあることです。

通信教育は、法改正への試験対策を万全に取っていますので、法改正があった際にはすぐに知らせてくれます。独学では見落としがちになってしまいますが、通信教育ならこの点はバッチリです。

自分のペースで学習可能

朝は少し早起きして家事や仕事の前に、昼間のちょっとしたスキマ時間に、夜は仕事が終わってから、子どもを寝かしつけてから、と、自分の生活の中での時間を有効活用して学習できるのが、通信教育の大きな魅力です。

学校に通うとなると、学校に行くことを中心に自分の生活を変えなくてはなりませんが、通信教育なら、今の自分の生活を軸にして自分のペースで学習を進められます。

 

大学や専門学校に比べ格安

保育士資格を取得するために、大学であれば4年間で400万円前後、短大や専門学校であれば200万円前後の学費がかかりますが、通信教育は4万円~8万円程度の費用と、かかる費用は歴然の差ですね。

一度社会に出た方、家庭のある方は特に、資格取得の為にもう一度学校に行く、というのは、費用の面でもかなり高いハードルに感じるのではないでしょうか。通信教育なら、そのハードルもぐっと下がりますね。

通信教育のデメリット

魅力いっぱいの通信教育にも、多少のデメリットはあります。それを踏まえた上で検討されることをおすすめいたします。

独学よりは費用が高い

独学で勉強する場合、主にかかる費用といえば参考書を購入する費用でしょうから、それに比べると通信教育の費用は高くなります。しかしながら、購入する参考書は筆記9科目に実技の参考書2冊を購入するとしても、数千円~数万円はかかるでしょう。

ポイントを絞った参考書をまとめて提供してくれるため、添削指導なども受けられる通信教育の費用は、独学に比べて決して割高なものではないでしょう。

モチベーションの維持が困難

通学して保育士資格を得る場合は、学校で友人とコミュニケーションを楽しみながら、時には励ましあい、協力しあったり、先生からもいつでも指導を仰ぐことができますよってモチベーション維持に苦労することは少ないかと思いますが、通信教育や独学の場合は、それがなかなか難しいところがあります。

試験合格へのモチベーションをしっかりと持ち、強い意志で計画的に進めていかないと途中で頓挫してしまったり諦めてしまうことがおきやすいのが、独学や通信教育です。同じ志を持ち励ましあえる仲間を見つける、通信教育の添削指導やスクーリングを積極的に活用する、などモチベーションを維持できる工夫を続けていくことが大切です。

次ページ:おすすめの通信学校

おすすめの通信学校

学校に通わずとも、保育士の資格取得をサポートしてくれる通信教育を提供してくれる学校はたくさんあります。中でも、保育士資格の取得を強力にバックアップしてくれるおすすめの通信学校を4つご紹介いたします。

ユーキャン保育士講座

http://www.u-can.co.jp/%E4%BF%9D%E8%82%B2%E5%A3%AB/

通信教育といえば、まずユーキャンを思い浮かべる方、多いのではないでしょうか。

そんな大手のユーキャンの通信講座にも、保育士講座はもちろんあります。全体の合格者25,549人の内、ユーキャンからは1,856人の合格者を輩出しているということで、実績もさすがです。

受講生の86%は保育士資格の学習資格がないところから始めているとのことで、学習経験がなくても、しっかりと必要な知識を身につけられるカリキュラムが組まれているのも安心です。過去の試験問題を徹底的に分析し、合格に焦点を当てて効率よく勉強がすすめられるテキストは、合格への近道への工夫がいっぱいです。

不安な実技対策も、ポイントをしっかり押さえた動画で学習をサポートしてくれますので、安心して本番に望めます。添削も、充実の10回となっています。

【費用】一括払い:59,800円(税込み) 分割払い:3,980円(15回 総額59,700円)税込み

四谷学院通信講座

https://yotsuyagakuin-tsushin.com/hoiku/lp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=02_KT

四谷学院のおすすめポイントは、一発合格を目指せる質の高い教材とシステム、それが裏打ちされた高い合格率です。

四谷学院独自の「55段階学習システム」は、やるべき学習項目を55という細かいステップに分け、学習の進捗状況と学習のゴールまでの距離と量がとてもわかりやすく、効率的に学習を進められるシステムです。

自分のスケジュールが曖昧になりがちな通信講座にとって、このシステムは大変便利で合理的です。さらに、「55スケジュールナビ」を利用すれば秘書のようにスケジュールや学習のペース配分や成績までしっかり管理しれくれるため、心強いことこの上なしです。

実技対策も、採点基準を熟知した講師陣が、ポイントをしっかりと押さえて動画でレクチャーしてくれますので非常に安心です。

【費用】79,800円(税込み)

たのまな

http://www.tanomana.com/lpo/hoiku3/?code=121109&xadid=121109&gclid=CjwKEAjwvOzOBRDG95DXw43t8V0SJACAo8aHqbmQEdosbT0269fSilzAnO-lGJG-DO-2c1vA0ZzhBRoCehDw_wcB

たのまなは、資格取得に強いヒューマンアカデミーの通信講座で、その強みを生かした充実した安心サポートが魅力です。

直接講師から指導を受けられる「リアルセミナー」を5回受けることが可能で、1年目に全科目不合格だった場合に受講料を全額返金してくれる合格保証、受講開始から最長3年受けられるサポートは業界最長と、サポート体制が万全です。

合格へのポイントをしっかりおさえたCD、DVDの教材が充実しているのも特徴で、家事をしながらやお風呂に入りながらCD聞いて学習する、という方法もとれます。添削は、演奏や読み聞かせを音源にとったものまで何度も対応してくれるなど、実技対策も安心です。

【費用】一括払い:46,000円(税込み) 分割払い:初回のみ3,200円(2回目以降3,849円×14回 総額48,649円)税込み

三幸保育カレッジ

https://www.sanko-hoiku.com/

三幸保育カレッジは、全国に15校の保育士教育を専門とする学校を運営する、三幸学園の一員です。

その保育士教育のノウハウを生かした教材は、数多くの保育士を輩出してきた経験に裏打ちされ、単なる試験への暗記ではなく保育の現場をイメージして学習できることをモットーに作られています。

テキストの内容も暗記に頼らす記憶として定着できるような、実際の保育現場のエピソードやコラムが盛りこまれて興味を引き、学生と違って暗記が苦手になってきた大人世代にも頭に入りやすい教材が、とても魅力的です。

通信教育ですが、「担任制」が導入され、添削も質問も相談はすべて担任の先生にお願いできます。一人ひとりの学習の進み具合や苦手項目も把握してくれ、的確なアドバイスをもらいながら効率的な学習がすすめられます。実技対策は、全国に12校ある、三幸学園の「子ども専門学校」にて、個別レッスンで丁寧にアドバイスがもらえるのも、嬉しいポイントです。

【費用】一括払い:実技個別レッスン付53,568円(税込み) 実技個別レッスンなし45,360円(税込み)

まとめ

忙しい合間をぬって、保育士資格を取得して活躍したい。そんな方に、通信教育で資格を取得するという方法は、ライフスタイルを崩さずに効率よく勉強できる、資格取得への近道のようですね。

あなたにピッタリな通信講座を見つけて、効率よく合格の切符を手にして頂けると幸いです。

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