Home / 暮らし / 家族 / 布団をフカフカにするための干し方のコツ

布団をフカフカにするための干し方のコツ

心地よい眠りの世界にお誘いしてくれるお布団。実は布団管理の状態で睡眠の質にも大きく影響があるそうです。正しい布団の干し方でお布団をフカフカに。1度味わうとやめられない!ふわふわフカフカのお布団で快眠生活をスタートさせましょう。

スポンサードリンク

布団は毎日干すのが理想的?


テレビCM等で耳にしたことがあるかもしれませんが『人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく』といわれています。それなら毎日干さなければ…と思う方がいるかもしれませんが、実は布団の素材によっては毎日干してしまうと良くないものもあるのです。

『毎日』のルールはこれ!

毎朝起きたらカーテンと一緒にお部屋の窓も少し開け、風通しを良くします。掛布団は内側の面が外側にくるように半分に折って足元に寄せておくか、剥いでおきます。このように、まず湿気をとばすことが大切です。

布団は詰め物の素材によって干し方が違います


羽毛や羊毛の布団は直射日光に長く当てると劣化してしまいます。普段は風通しの良い室内に置いておけば十分乾燥します。寝汗をかいて布団を干したい日が続くときは陰干しでササッと乾燥させ取り込みましょう。

素材別:干す時間の目安

木綿わた布団:1週間に2~3回、2~3時間
合繊わた布団:1週間に1~2回、3~4時間
羽毛布団:1か月に1~2回、夏場は30分、冬は1時間
羊毛布団:1か月に2回、2時間

布団を干すのに最適な天候と時間帯

晴れていればオッケー、できるだけ長時間干そう!というわけではないのです。

まず湿度の低い、晴れの日を選びましょう。晴天であっても前日に雨が降っていた場合は湿度が高くなっている可能性があるので、午前中は避けたほうが良いでしょう。1番良いのは快晴続きの真ん中日、時間帯は午前10時~午後2時くらいが最適です。

布団は湿気を吸いやすいので、夕方まで干すと逆効果になってしまいます。天候がくずれてきたら取り込むように注意しておくことも必要です。布団の素材に合わせて干しておく時間は調整しましょう。

いざ、布団を干しましょう

布団を干すときは、布団カバーをつけたまま、あるいは布団干し専用のカバーをかけて干してください。強い直射日光に長時間当て続けると布団を傷めることになります。また、花粉の季節にはカバーは花粉症予防にも効果があります。

実際の手順

手順1:ベランダを手すり(竿)を拭く

水で濡らした雑巾を堅く絞って手すりについた汚れを拭き取ります。前日が雨だった場合や結露の多い季節は前もって手すりに付いた水滴をかわいた雑巾で拭き取っておくと良いでしょう。

手順2:布団の内側を日光に当てるように干す

2時間を目安に、湿気を多く含んでいる内側の面から日光にあてます。ベランダの手すりの内側に陽が当たらないようでしたら、1時間くらいで上下をかえして全体に日光を当てましょう。

手順3:軽くほこりをはらう

表面についたほこりを落とすように、軽くはらいます。強く叩きすぎると中の綿が切れてしまったり、羽毛や羊毛を傷めてしまいます。

手順4:裏返して外側も日光に当てます

同じく2時間ほど日光に当てましょう。こちらも必要に応じて1時間経過したら上下をかえして全体に日光を当ててください。

手順5:軽くはらって取り込む

表面についたほこりをはらいつつ、季節によっては虫にも注意して取り込みましょう。

収納する場合は冷ましてから

取り込んだ布団をすぐに収納するのはNGです。温まった布団をすぐに押入れやクローゼットに入れてしまうと、冷めた時に湿気がたまってしまい結露や、カビの発生に繋がってしまいます。風通しの良いところにひろげてクールダウンさせてから収納しましょう。

外に布団が干せない

日中お仕事でお家にいない、梅雨どき、花粉がひどい季節で外に布団を干せない。そんな時もあるでしょう。布団をフカフカさせるためには、『布団が吸った湿気を取って乾燥させる』ことが必要不可欠です。

家の中にあるものでひと工夫

例えば、椅子を2つ背中合わせに繋げて置き、朝、ふわっと布団を被せて外出しましょう。日の当たる窓際だとより効果的です。お部屋の小窓をあけて風通しをしておくのも良いです。

布団乾燥機を使う

実は天日干しよりも効果があるといわれています。布団乾燥機で50度以上の状態を約20分保つことで、ダニも死滅します。布団乾燥機を使った後は掃除機をかけ、ダニの死骸が残らないようにしましょう。

室内干しの注意点

閉め切った狭い部屋にたくさんの布団を干したり、濡れた洗濯物の近くで室内干しをしても布団は乾燥せず、効果がありません。エアコンの除湿や、扇風機を利用して風を送るなど、「乾燥」させるように心がけましょう。

布団を正しく干すことで、ふわふわフカフカのお布団が完成するだけでなく、消臭や殺菌などの衛生面にも効果があります。大切なお布団を長く、フカフカにご愛用頂けるように正しい干し方を実践してみてください。きっと今までとは違う心地よさで、素敵な眠りにつけるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

Check Also

家事の疲れをリフレッシュ!箱根のおすすめデート・旅行スポット10選

木々が赤や黄色に染まり、大地が …