皆さんは「拭き取り化粧水」を使ったことがあるでしょうか?拭き取り化粧水とはその名の通り、肌の表面を拭き取るようにして使う化粧水ですが、普通の化粧水とはまた違った役割を持っています。
拭き取り化粧水はどのような役割があって、どんな使い方をすればいいのでしょうか?あなたも拭き取り化粧水を上手く使って、美しい肌を手に入れてくださいね。
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目次
拭きとり化粧水とは
拭き取り化粧水とは、その名の通りコットンに含ませて、肌の汚れを拭き取る化粧水のことです。その役割は、古い角質を取り除いて、その後に付ける化粧水の浸透を良くすることや、クレンジングで落としきれなかったメイクをきれいに落とす、というものです。
肌のターンオーバーが上手く行っていると古い角質は溜まらないのですが、老化や紫外線などの影響で肌の新陳代謝が悪くなると、古い角質が肌の表面に残り、肌のくすみの原因になります。
また、毎日のメイクをクレンジングで落としていても、どうしても落としきれないメイクが肌に残ってしまうことがあります。肌に残ったメイクは、そこに含まれる油分などが酸化することで、肌のシミやくすみの原因になるといいます。拭きとり化粧水を上手く使うと、肌を本来の素肌の状態に戻してあげることが出来るのです。
拭きとり化粧水の使い方
拭きとり化粧水の使い方は簡単です。基本は洗顔後すぐに使います。拭きとり化粧水はその役割がはっきりとしているので、普通の化粧水ではなく、専用の「拭きとり化粧水」を使うようにしてください。
① コットンにたっぷり拭きとり化粧水を染みこませます。
② コットンを指にはさみ、顔の中心から外側に向かって優しく拭き取ります。
③ 顔全体を拭き取ったら、すぐに通常の化粧水、乳液、クリームなどの保湿ケアを行います。
拭きとり化粧水の使う時の注意
これだけの簡単ステップですが、注意すべき点がいくつかあります。
① 拭き取る時に肌をゴシゴシこすらないようにすることです。肌は刺激に弱く、強い刺激はシミやシワ等の原因になると言われています。
② 拭きとり化粧水自体には、普通の化粧水のような保湿効果はないので、吹き終わったらすみやかに化粧水などの保湿ケアを行うようにします。
③ 拭きとり化粧水自体にピーリングに近い作用があるので、他のピーリングケアなどと重複しないように気をつけます。
④ アルコールに弱い人は、顔に使用する前に、腕の内側などで試してから、使うようにします。アルコールを使用して肌に赤みが出る人はアレルギーの可能性があるので、アルコールフリーの拭き取り化粧水を選ぶようにしてください。
拭きとり化粧水は朝の洗顔代わりにもなる?!
拭きとり化粧水は夜に使う場合は、肌に残ったメイクなどを落とす役割がありますが、朝一番に使うことで、洗顔の代わりにすることも出来るのです。
夜はメイクをしていないはずなので、朝一番に洗顔の代わりとして、寝ている間に溜まった皮脂などを拭きとり化粧水で落とすことができます。寒い冬の朝で洗顔が辛い場合や、入院中やその他の理由で洗顔できない時などに、便利です。
拭きとり化粧水はニキビにも効く?!
拭きとり化粧水はニキビケアにも有効です。ニキビの原因は古くなった皮脂や皮膚の汚れが毛穴に詰まることが原因と言われています。拭きとり化粧水を使っていつも皮膚を清潔な状態にしておくと、ニキビが出来にくい肌を作ることが出来ます。
ニキビ専用の拭きとり化粧水も出ています。ニキビができている状態でも使える低刺激のものもあるので、上手く利用するといいですね。
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拭きとり化粧は全身にも使える!
拭きとり化粧水の役目は、古くなった角質や皮脂を取り除くことです。顔への使用はもちろん、全身に使うことが出来ます。オススメなのは、忘れがちな首へのケア。特に首筋の襟元は夏には皮脂や汚れが溜まりやすいので、首に拭きとり化粧水を使用すると、首もキレイにケアすることが出来ます。首は顔とつながっているので、くすみが意外と目立ちやすいものです。お手入れを忘れないようにしてくださいね。
また、肘や膝などの黒ずみのお手入れにもオススメです。肘や膝の黒ずみの正体は古くなった角質です。一気に黒ずみを取ろうとせず、毎日少しずつお手入れすると、段々と黒ずみが薄くなってきます。くれぐれもゴシゴシ擦ることがないように気をつけてくださいね。
拭きとり化粧水の選び方
① 乾燥肌、敏感肌の人
拭きとり化粧水選びは慎重に行ったほうがよいです。乾燥肌、敏感肌の人には拭きとり化粧水の刺激が強すぎることがあります。もし、使う場合はアルコールフリーの低刺激タイプを選ぶと良いでしょう。
② 混合肌
アルコールは低めの、拭きとり化粧水を選ぶと良いでしょう。Tゾーンのテカリや化粧崩れが気になる人は、その部分だけ拭きとり化粧水を使うことも出来ます。
③ 脂性肌の人
拭きとり化粧水の効果が最もよく現れるタイプです。アルコール強めのもので、余分な皮脂を拭きとって、その後しっかりと保湿を行いましょう。繰り返しているうちに、余分な皮脂が出にくい肌に改善していくことが期待できます。
おすすめの拭きとり化粧水
美人ぬか 純米角質柔軟水 (ふきとり化粧水)
米ぬかエキス配合の拭き取り化粧水です。アルコール(エタノール)配合なので、拭きとったあとはスッキリ感があります。
皮脂を取り除くと同時に、米ぬかエキスでしっとりとお肌を整えることが出来るので、仕上がりはクリアでしっとりします。無着色、無香料、無鉱物油、弱酸性でお肌への刺激が少ないので、初めて使う人におオススメです。Amazonなどの割引では、198mlで1000円を切るプチプラなのも、人気の理由です。
SK-IIフェイシャルトリートメントクリアローション
SK-IIといえばこの拭きとりローション、と言われるほど、長く愛される実力派の拭きとり化粧水です。クリアで美しい肌を求める人達の絶大な支持を得ています。効果の程は口コミでも評価が高く、値段が高いのは少し躊躇しますが、確かな効果を得るためにお金を掛ける価値は十分にありそうです。
草花木果・透肌化粧水・竹(さっぱり)
竹、ゆず、ボタン、杏、温泉水など自然由来の成分をたっぷり使った拭きとり化粧水です。特に、毛穴への効果は評価が高く、使い続けることで、毛穴が目立たなくなったという口コミが多くあります。仕上がりがしっとりしたものが良い人は、しっとりタイプもあるので、おこのみで使い分けるといいでしょう。
ドクターシーラボ ハーバルクレンジングローションO2
敏感肌、乾燥肌の方向けの、アルコールフリー、低刺激の拭きとり化粧水です。ドクダミ・甘草・ハトムギ(ヨクイニンエキス)などの天然成分に加え、ヒアルロン酸、アミノ酸などの保湿成分も含まれて、拭きとったあとのお肌をしっとりと仕上げます。無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・パラベンフリーなので、安心して使えますね。
拭きとり化粧水を上手く使って、美肌を手に入れよう
拭きとり化粧水は、刺激が強いイメージがあるかもしれませんが、正しく使うと、美しい肌を手に入れるのに、とても有効なスキンケアになります。
一口に拭きとり化粧水といっても、アルコールフリーのものや、角質をしっかり取り除くものまで、色々な種類があるので、自分のお肌の悩みに合わせて選ぶことが大切です。
これから夏にかけて汗や皮脂でお肌は汚れがちになります。拭きとり化粧水が活躍する季節ですので、いつものケアに取り入れて美しい肌を手に入れてくださいね。
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