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子供の食べ物の好き嫌いをなくす方法

現在小学1年生の長男は、離乳食の頃から好き嫌いが激しく、2,3歳くらいまでは食べられるものがほとんど無く毎日ほぼ同じもの(納豆、バナナ、ミニトマト、スティックパン)を食べていました。朝昼晩バナナだけなんて時も!

料理の本を読んでいろいろ作ってみても、どれもこれも口から出てきてしまい。。。正直、かなり凹みました。。。なんとか好き嫌いをなくしてほしいと思いいろいろ試してみましたので、その時の経験談をご紹介致します。

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ひこうき作戦


離乳食か完了期くらいの頃、何かの本で読んだのですが。スプーンをひこうきに見立ててビューンと言いながらお口に向かっていくと大きなお口を開けてくれる!との事で。やってみました。

キラキラした目でびっくりするくらい大きなお口を開けてくれました。
子供って遊ぶことが本当に大好きなんですね。単純!かわいい!
と思ったら口から出てきた。。。
次男が生まれてわかったのですが、どうやら食べ物が固かったのではと。。。

離乳食の時は味より食感が大事なようで。原因はそれだけではないと思いますが。次男の時は圧力鍋で柔らかくしてあげていました。パクパク食べました。イヤイヤで食べたくない時も、ひこうきビューンで大きなお口でパックリ!!すごい!食べてくれるってなんて嬉しい事なのでしょう!

長男の時もきちんと柔らかくしてあげればよかったのかな。。。と思ったり。。。でもそれだけではなかったようで。。。

見た目かわいく中身こっそり作戦


2、3歳になって歯が生えそろって噛む力がついてくると固いものでも食べられるようになってきました。それでも好き嫌いが激しくなかなか食べてくれません。

だんだん知恵もついてきて、見た目でイヤイヤをするようになってきました。見た目に興味を引けば食べてくれる!?

枝豆をスティックに刺してお団子みたいにすると、今までのイヤイヤは嘘のようにパクパク食べてくれました。好き嫌いって、食わず嫌いな事が多いのかもしれないですね。黒豆もスティックに刺すと喜んで食べました。ひと口目が上手く口に入り、美味しいと思えばその瞬間から嫌いな食べ物が好きな食べ物に変わる!!見た目って結構大事だったりするんです。

オムライスも卵の上にケチャップで子供の好きな絵を書くと喜んで食べてくれました。苦手な人参やピーマンもオムライスの卵の下にこっそり忍ばせて、ケチャップと卵で見えなくすればニッコニコでパクっ!!どう?美味しい?と聞いて、美味しい!!と言ってくれればこっちのもの。

すごいね!人参やピーマンも食べられたね。このオムライスには人参とピーマンが入っていたんだよ。なんて言うと、えー!!と言いながらも美味しいと食べてくれました。ちょっとしたきっかけで嫌いな食べ物も好きな食べ物に変わっていったりします。

その時に大事なのは、嫌いな食べ物を忍ばす場合、食感が苦手だったりすることもあるので、すりつぶすか、細かいみじん切りがいいと思います。せっかっく口に入っても、食感であれ?っと思うと口から出てきてしまいますのでご注意を。最初の一口が肝心なので。。。忙しい時には、ひと手間が本当に本当に大変ですが。。。フードプロセッサーがあればアッと言う間に細かくしてくれるのでおススメです。

ハンバーグも忍ばせ術には最適です。ハンバーグはオムライスよりも中身が見えやすいので、忍ばす野菜は、より細かくした方がいいと思います。
嫌いな食べ物がちょっとでも見えると食べてくれない事が多いので。。。食べてくれたのは嬉しいけど、いつまですりつぶしやみじん切りをするの?なんて気が遠くなりそうですが。何度か食べていくうちに、嫌いな食べ物が入っているとわかっていても食べられるようになると思うので、そうしたら少しずつ形のある大きさに変えていくといいと思います。

つまみぐい作戦

3,4歳くらいの時です。料理を作っている忙しい時にキッチンにやってきました。

私がきゅうりをスティック状に切ったものをつまみ食いしていたら、ちゃっかり見ていて食べたいと言うのであげてみました。普段きゅうりは食べない長男が、その時初めて食べました。そして美味しい!!と。それからきゅうりが好きになりました。

つまみぐいって何故かとても美味しく感じませんか?子供も同じようです。なんだか特別な感じがするんでしょうね。

お手伝い作戦

お手伝いに興味を持ち始めた時はチャンスです!

さっそく子供用のエプロンと三角巾をつけてもらいお手伝い開始です。ちらし寿司の素をご飯に混ぜてもらい、枝豆とチーズをトッピング。それをおいなりさんに入れてもらいました。すごく楽しそう!そしてパクッ!!普段は食べないちらし寿司を美味しそうに食べてくれました。

自分で作ったものって何故かいつもより美味しく感じたりしますよね。お手伝いがまだ難しい年齢のお子さんには、混ぜるだけとか洗うだけでも十分お手伝いした感を味わえると思います。お手伝いしてくれたからこんなに上手にできたよ。ありがとう!○○ちゃんの作ってくれた料理おいしいな。なんていっぱいほめると喜んで苦手な料理も食べてくれるのではないでしょうか。

空腹作戦

頑張っていろいろ作戦を試してみても、お腹がいっぱいな時は、なかなか食べてくれない時が多いです。逆にお腹空いてるなって時はチャンスです!
作戦開始!嫌いな食べ物をちょこっとだけ混ぜてみるとか。お腹が空いてる時っていつもより美味しく感じませんか?美味しい!!と思えば嫌いが好きに変わるチャンスです!

すごいね!食べられたね!!美味しいね!といっぱいほめると喜んで次回からも食べてくれるのではないでしょうか。

まとめ

子供の好き嫌いをなくしてほしいという願いを込めて、いろいろ手間をかける事は、忙しい毎日の中ではとても大変な事だと思います。

ヘトヘトに疲れてイライラ怒りながらでは子供にもそれが伝わってしまうので、好き嫌いをなくすのはなかなか難しいのではと思います。ニコニコ笑顔でいることが大事なので。頑張りすぎないのが一番だと思います。

子供は十人十色。いろんな子がいると思います。ちょっとしたきっかけですぐ好き嫌いがなくなる子もいれば、なかなか克服できない子もいると思います。イライラしないようにとはわかっていても止められない!ついつい怒ってしまう時も多々あります。料理作りたくない!なんて思う日もしばしば。。。

そんな時は思い切ってあきらめるってのも手だと私は思います。そして好きなものだけしばらく食べてもらって。。。美味しそうに食べてくれるのを見てるうちに、やる気が出てきたらまた作戦開始!そんな事の繰り返しで少しずつ好き嫌いがなくなっていけばいいなと思います。長男の好き嫌い、小学生になった今でもまだまだいろいろあります。

それでも以前に比べたら、食べられる物がだいぶ増えてきたように思います。ゆっくりゆっくりその子のペースで好き嫌いがなくなっていけばいいなと思います。

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