うちの子供は自分で片付けできないの・・・。言っても勉強をしてくれない!
そんな悩みを持つママは多いのでは?今回は自分から行動できる子供を育てる言葉をいくつか紹介したいと思います。お子さんにぴったりの言葉が見つかるかも。
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勉強編
どんなに「勉強しなさい!」と言ってもやらないことってありますよね。私の弟もそうでした。遊びたい、あとで勉強するから、と言って宿題すらやらないのです。そんな時は「勉強しなさい」だけでは子供のやる気は引き出せず、またその場しのぎに勉強することはあっても自主的にやることはまずないでしょう。
「じゃあ宿題も勉強もしなくていいよ」
この言葉は一見、ママが諦めたように見えますが、やり方によってはこの言葉が子供のやる気を引き出すのです。嫌な勉強しなくていいんだ!と思わせたところで、一緒に遊ぼうと誘い出します。思いっきり好きな遊びをしましょう。そして、夕方には帰宅し、自由な時間を与えてください。この時、ママから勉強の話題を出す必要はありません。「そろそろ勉強しないとなぁ」と本人に思わせることが目的なのです。思いっきり遊ばせてもらったほとんどの子供が自分から勉強するそうですよ。
生活全般
勉強だけでなく、片付けや朝の起床時など様々なところで子供に自主性を求めてしまうものです。でも子供には子供の意思があります。気持ちを尊重してあげたいですね。
自分でできた!達成感と満足感が大事
「自分でできたのすごいね!かっこいいね」
子供は褒められると素直にいい気持ちになります。次も頑張ってみようかな、ママに喜んでもらいたいな、という気持ちが出てきて、自分から努力するようになります。また、うまくできなくても、できない時にどうしたらよいかというルールをママが決めてはいけません。自分で対処方法を考えることで、自主性はより強くなります。ただし、「自分で考えなさい」と突き放すのではなく、「ママならこうするけど、どうしたらいいと思う?」と提案することは必要かもしれません。
「ダメ!」を連発しない
なんでもダメダメと遮られると、子供はやる気を失ってしまいます。やりたいことは、他人に迷惑がかからない範囲でならできるだけなんでもやらせてあげましょう。自分にもできた、という達成感や満足感を味わうことで好奇心や向上心、さらには自主性を持てる子供になります。
「ありがとう」
大人でも感謝されると気持ちがよいものです。子供も、誰かに感謝されることで、役に立てた、もっと喜んでもらいたい、と次も頑張ろうと思えます。手伝ってくれた時などに積極的に「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉と笑顔で伝えてあげましょう。また、子供がうまくできなくても、「こうしてくれたらもっと助かるなぁ」と別の方法を示してあげると子供も嫌な気持ちにはなりにくいですね。
自信がある子は自主性がある
「◯◯ちゃんなら大丈夫!」
この言葉は自信をつけてくれますよね。さらには、自分を信じてくれるママがいるから頑張れる!と安全基地を作れるのです。ただ闇雲に大丈夫と言うのは無責任に思える方もいるでしょう。でもまずは信じてあげていると言葉で伝えてあげることから始めましょう。失敗しても、「こういうこともあるよ、大丈夫だよ。こうするって方法もあるよ」と少しずつ道を示してあげるとよいですね。
質問することで思考力、自主性がつく
「あなたはどうしたいの?」
ママが意見を言ったり助言してあげられるのは、これまで生きてきてある程度の経験や知識があるからですよね。子供はまだ自分で解決できるほどの経験や知識を身につけていません。でもそこで経験し、自分で解決策を考えることを諦めてしまうと、大人になっても自ら考え行動することができなくなりやすいです。だからこそ、どうしたいのか、それにはどういう行動をすれば解決するのかをこちらから質問することで、子供は自ら考える力を身につけていけるのです。
存在を認めてあげる
「大好き」
ママの存在は子供にとってすごく大事で、とっても安心できるものです。認めてもらいたい、わかってほしい、とママに求めています。ママはそんな子供のことを守ってあげられるように日々努力していますね。その気持ち全部含めて、「大好きだよ」、「大事だよ」という言葉で伝えてあげましょう。失敗したって大好きだよ、安心してね、とどんな時もあたたかく見守ってあげましょう。
まとめ
嫌われたくない、と子供が怯えて生活する環境では子供の視野はぐっと狭くなります。子供を信じて、どんな時も見守り、程よくアドバイスをあげることで子供は安心します。どんなにうまくいかなくても、次頑張ろう!もっとできるようにしたい!と子供が自分で思えるようになれば、大人になってからも自ら考え行動できます。どんな言葉が子供を動かすかはその子によって違うでしょう。焦らず、ゆっくりと魔法の言葉を見つけていきましょう。
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