「ただいま~お腹空いた!」
子供が帰ってきた時、すぐに食べられるおやつがない・・・慌てて市販のスナック菓子を出してしまう。そんな経験ありませんか?市販のお菓子も子供は喜びますが、度々食べさせるのは塩分、油分、添加物等気になりますね。
できれば手作りしてあげたいけど、「時間が無い。」「材料を揃えるのが面倒。」など・・・忙しいお母さんには手作りおやつはハードルが高い!
今回紹介する『早うま!サクほろココアクッキー』と『とろとろみたらし団子』は約20分で特別な材料は使わず、ほぼ家にある材料で作ることが出来ちゃいます。
スポンサードリンク
『早うま!サクほろココアクッキー』
■材料(天板1枚分)
薄力粉100g
片栗粉20g
ココア(なるべく甘さ控えめのもの)大さじ2弱
砂糖大さじ4(お好みで加減してください。)
サラダ油30g
牛乳大さじ3(水でも代用可。生地の硬さで加減してください。)
■作り方
① 薄力粉、片栗粉、ココア、砂糖をボールに入れて混ぜます。
② ①のボールにサラダ油、牛乳を入れてよく混ぜます。(生地がしっとりとして手に付かなくなるまで)目安は生地を1口大にちぎって手の平でコロコロして丸められるくらい。耳たぶより固めです。
③ 生地に薄力粉(分量外)で打ち粉をして平らな所で5mm程度の厚さに伸ばし、お好みの型で抜いていきます。
型抜きがない場合、生地を2cmくらいの丸いボール状にしてから手の平で伸ばしてもOK。(ただし厚さは1cm未満で。)小さいお子様と一緒に粘土感覚で遊びながら作るのも楽しいですね!
④ 余熱なし200度で10分焼いて完成。
出来立ては柔らかいので、少し冷ましてからお召し上がりください。
ただし、少し冷めた時点でも柔らかい場合は生焼けかも。再度180度で5分焼くなど調整してください。
「さらに時短&片付け楽したい~」時は・・・
① の工程の時点で市販のジップ式ビニール袋に入れて、手でモミモミして混ぜます。(ジップ式ビニール袋は丈夫なものを使ってください。100均のもの等ですとモミモミの途中で破れて悲惨です。)
生地が出来上がったら、袋の縦辺部分(片側)と底辺を切ります。広げた袋がシート状になるので、そこで伸ばして型抜きします。
手も汚れないしスピーディ、おまけに洗い物も減らせます!
●このクッキーは簡単で形を作りやすいので、2歳位の幼児から一緒に作ることができます。お友達を呼んで遊びながら作ると、子供達全員が参加し楽しめますよ~。
『とろとろみたらし団子』
■材料(2cm玉 約30個分)
(お団子)
だんご粉100g
片栗粉20g(団子にプリプリ感が出て食べやすい)
ぬるま湯80cc弱
(たれ)
砂糖55g(黒糖にするとコク&香りが出ます。)
醤油30cc
みりん10cc
片栗粉10g
■作り方
① ボールにだんご粉、片栗粉を入れて、ぬるま湯を少しずつ加えながら、混ぜていきます。耳たぶくらいの固さになり、手がべとつかなくなるまで捏ねます。
② 手の平で転がし、1.5cm~2cmに丸めていきます。30個前後作ることが出来ると思います。
③ 沸騰してお湯に入れていきます。浮き上がってきたら、そこから3分しっかり茹で上げます。
④ ざるに上げ、冷水で冷やした後、水気を切っておきます。
⑤ 次にたれ作りです。砂糖・醤油・みりんを鍋に入れて沸騰させます。沸騰後2分ほど待って煮切ります。そこへ片栗粉を大さじ1杯の水で溶いて加えます。とろみがでたら、たれの完成です。
⑥ お団子をさらに盛り、上からたっぷりたれをかけて完成です。
「アレンジし放題!お団子アラカルト」
●みたらしのたれをかける前に、団子を4個ずつ串に刺します。
薄く油を引いたフライパンで焼くと香ばしさが加わり、本格的なみたらし団子になります。
●お好みの量のきなこと砂糖を混ぜて、団子にかけると定番きなこもちに。
●薄く油をひいたフライパンでこんがり焼いて、醤油にくぐらせます。バターとおかかをのせると箸が止まりません!おつまみにもおススメ。
●団子の形を平べったくして、いつものお味噌汁に加えると「味噌すいとん風」になります。
この団子作りも子供にとっては粘土遊びのようで楽しいと思います。作る前にはしっかりと手を洗うようにしましょう。
また小さいお子様が召し上がる時は、団子を小さくする、ちぎって与えるなど十分注意をしてください。
手作りおやつで体も心も健やかに・・・
手作りおやつの素晴らしいところは、調理過程を見たり、一緒に作ったりすることで体も心も育むことです。
第一生命経済研究所、下開千春氏 発表(2011年1月)のレポートには、おやつを通しての子供の食育について触れられています。子供にとってのおやつの重要性(単なる間食ではなく1日に摂取する栄養として考えられている)、手作りが子供に与える利点について分かりやすく書かれています。
(参考URL:幼児のおやつを通した食育)
材料の計量、子供にとっては力の必要な攪拌作業、食器の配膳・・・どんなに簡単なおやつ作りでも、親子ともに多くのことを学ぶことできます。
そして何より、親との触れ合いが子供の精神の安定につながります。親にとっても、子供と話しながらの調理は様々な「気付き」のきっかけとなります。(いじめ、学業のつまづきなど)
無理せず、気軽に。
時間がある時に親子で、手作りおやつタイムはじめましょう!
スポンサーリンク