待ちに待った初めての赤ちゃんが誕生してその可愛さに幸せな気持ちになる一方、赤ちゃんの成長や慣れない育児に不安を感じるお母さんも多いのではないでしょうか。
私は第一子を出産するまで赤ちゃんを抱いた事すらない状態だったので、赤ちゃんの世話に自信が持てなく、いつも漠然とした不安を持っていました。
子育てしているお母さんに悩みと不安はつきものなんていいますが、少しでもやわらげる方法があればもっと気楽に過ごせるのではと思います。
目次
不安に感じるのは当然?
初めての育児は今まで自分が経験していない事をするので、見通しが立たず不安になりがちです。
赤ちゃん誕生直後の不安
出産で胎盤が外に出ると、妊娠中に多く分泌されていたホルモンが急激に減り、かわりに母乳ホルモンが分泌されるなど体内環境が変わります。
そのため不安を感じる精神状態に陥りやすくなります。
出産直後から一週間前後に見られる「マタニティブルーズ」、出産後数週間から数ヶ月の間に見られる「産後うつ」はいずれも産後のお母さんの10~20%に現れるとも言われています。
また首のすわっていない頼りない赤ちゃんを目の前にして初めて子育てをするお母さんは「何があってもこの子を守っていく」でも「自分に無事にちゃんとこの子を育てられるだろうか」と強い責任感と重圧感から不安に感じることが多いのです。
産後3~4ヶ月以降の不安
産後3~4ヶ月するとお母さんは赤ちゃんのお世話にも慣れてきて余裕が出てきます。
一方、身体的・精神的疲労が一気に出てくる時期でもあります。
また寝返りをまだしないなどの運動面や身体面での発達の個人差が気になり、もっと子供が大きくなると食事や他者とのコミュニケーションの取り方など様々なことで不安になりがちです。
個人差は時間や成長が不安を解決してくれるとわかっていながらそれがイメージできない時はどうすれば良いでしょうか?
不安をやわらげる4つのおすすめ
その1 話を聞いてもらう
話を聞いてもらうというのはありふれた事かもしれないですが、一番有効だと思います。
旦那さんや他の家族に話してみると、助言してくれたり分担できることならやってくれるかもしれません。
旦那さんや他の家族に話しても理解してくれなかったり、逆に負担になるような言葉を言われた時にはママさん仲間やお友達に話してみるのがおすすめです。
ママさん仲間だったら「そうだよね、あるよね」と不安を受け止めてくれることも多いかと思いますし、対処方法を教えてくれるかもしれません。
そのためにも妊婦の時に育児学級に参加したり、出産後は乳幼児対象のサークルなどに参加してみると良いかと思います。
生後1ヶ月前後に、自宅に保健婦や助産師が訪問してくれる所も多いので、その時に話してみるのも良いでしょうし、乳幼児健診の時以外でも保健所などで相談できます。
私は保健所で相談したことによって対処できたこともあったので、気軽に問い合わせてみましょう。
インターネットや育児書を見るのも良いかと思います。
画像の本「子育てハッピーアドバイス」は多くのお母さんに読まれていて、いくつかのシリーズがあります。
私も友達に薦められた事があります。
インターネットや育児書などを見ると「もしかしてこの子は異常なのかしら?」と心配になるかもしれませんが、特に小児科の先生は一般的なことを書いているので全ての子供に当てはまるわけではありません。
インターネットや育児書にはお母さんの書き込みも多いので、同じ境遇にいたり同じ不安をもったお母さんも見つかるかもしれません。
その2 お母さんの体調管理
お母さんは自分の体調に異変を感じてもその対処は後回しにしがちになります。
退院後忙しく動き回りお母さんの体調回復が思わしくなかったり、先程も書きましたが「マタニティブルーズ」や「産後うつ」で不安が助長されているのかもしれません。
出産後に乳腺炎や腰痛、腱鞘炎などになるお母さんも多いので、旦那さんや他の家族に話して子供を預かってもらい病院などを受診すると安心です。
その3 成功体験の積み重ね
これは
・お母さんが赤ちゃんのお世話に慣れたことで出来るようになった
・周りに話したりアドバイスをもらえたことでよい気分になれた
・子供が今まで出来なかったことができるようになった。
などお母さん自身のことでも子供のことでも何でもよいのです。
もっと子供が大きくなれば今日はたくさん食べてくれたとか、公共の場で決まりを守れたとかなどでも良いでしょう。
いつもでなくてもたくさん食べてくれて成功した時があれば、その時を思い出せると思うのです。
成功体験による安心と大丈夫を増やしていけたら、先の見通しも立ちやすくなるのかもしれません。
その3 自分の時間をもつ
不安をやわらげる直接の方法ではないかもしれませんが、自分の時間を持つことでリラックスでき、また育児を頑張る励みになると思います。
旦那さんや他の家族に子供のお世話を頼んで、自分のやりたい事ができるとよいですよね。
その4 子連れでできる事を楽しむ
これも間接的な方法ですが、子供と一緒に出かけ、お母さんがリラックスすることで不安がやわらぐかもしれません。
生後2ヶ月もすれば、子供を連れて出かけられる場所も増えてきます。
子供だけが楽しむ場所に行ってもお母さんはリラックスできないかもしれません。
子連れOKのアロマトリートメントに行ったり、子連れOKの飲食店に行ったり、生後半年以降が対象となると思いますが親子でリトミック体操など探せば親子で楽しめる事は案外多いと思います。
初めての子育ての不安がやわらぐヒントを書いてきました。
育児の不安は、子供の存在がかけがいのないもので子供を愛しむから感じるのだと思います。
これからも子育てについて不安に感じることはあると思います。
周りの人に辛らつな言葉を言われることをあるかもしれません。
そんな時でも「いくつかある考え方の一つ」として受け止めると気楽に思えるのではないでしょうか。
子供にずっと寄り添える時期はそう長くはないので、この時期をお母さんもにこやかに過ごせたら素晴らしいですよね。
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