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子供の習い事を選ぶ時のポイント

子どもが赤ちゃんから少しずつ幼児になっていくと「将来はこんなことをさせたい」「こんな習い事をしてほしい」という話で盛り上がることありますよね。親に趣味があれば余計に、同じ趣味を共有できるようになってほしいと考えるようになります。

今では赤ちゃんからの幼児教育や通信教育などがあります。また3歳以降になると習い事の幅はぐんと広がっていき、年中くらいになると本格的に子どもだけの習い事が増えていきます。体を動かすスポーツ系や音楽、最近ではダンスも人気の習い事です。

習い事をすることで子どもの可能性を広げることが出来、根気よく何かを続けられるという自信にもつながっていきます。しかしそんな習い事も一歩間違えば親の自己満足だけになってしまい、子どもにとって必ずしもプラスになるとは限りません。

今回はそんな数ある中から習い事を選ぶときのポイントをご紹介します。子どもはもちろん、大人も習い事を通して成長する我が子を見守りたいですね。

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子どもの好き・得意を伸ばそう


まずは子どもが好きな物を習い事にしましょう。体を動かすことが好きなのか、お絵かきでもくもくと一人で何かをすることが好きなのか、それはその子どもによって大きく変わってきます。子どもに何をしたいのか一緒に考えるのも良いですね。

好きは何か困難が立ちはだかった時にも乗り越える原動力になります。自分の子に何が向いているのかよく考えてみてください。

また好きはもちろん、得意なことをさらに伸ばしていけるような習い事を選びましょう。それがその子の自信にもつながっていきます。嫌いなことや苦手なことは、何か困難があったときに「やっぱり出来ない」という気持ちになり、乗り越えようというパワーが出てきません。好きな物や得意なことを習い事にして、その子の良いところを更に伸ばしていきましょう。

主体は子どもを忘れずに

習い事になると、親が主体になって「あれをやらせたい」「これをさせたい」と張り切ってしまいます。しかし実際にその習い事をするのは子どもです。子どもが何かをしたいと主張したときに「ダメ。これをやるのよ。」と誘導して習い事をしたところで続きません。

実際にわたしも小学生の時にエレクトーンを習いたかったのですが、親に進められ半ば強引にピアノを習うことになりました。数年続けましたが、結局ほとんど集中することが出来ずに得意な趣味などにはなりませんでした。そういった経験を踏まえて実際に習い事をするのは子どもなので、子どもが「やりたい」「興味がある」とまず思うようなものである必要があります。

日数やお金は大丈夫?

「主体は子ども」と述べましたが、お金や必要ならば送迎などは親がしますよね。そういったときにお金の面は大丈夫ですか?例えばピアノを習い事にした場合は、月謝はもちろん実際にピアノを購入し楽譜も定期的に新しい物を購入します。

発表会が行われるようになると、それなりの服装も用意することになります。加えてレッスンの時間によっては親が送迎することになるので、仕事の都合などを考えることになります。意外とお金がかかってしまって、生活に余裕がなくなってしまっては子どもにプラスにはなりません。

まずは家計と相談して、その習い事はどのくらいの出費が考えられて長期で続けられるかを客観的に考える必要があります。それによってはいくら子どものためでもあきらめてもらったり他の習い事を検討することになります。そのときにはしっかりと子どもが納得できるような理由を考えましょう。

自治体によっては自治体の体育館などで格安で体操教室などをしている場合があるので、まずはそういうところに申し込むのも良いですね。

次は日数ですすでに複数の習い事をしている場合、もうひとつ習い事をすることで子どものスケジュールがいっぱいになっていませんか?子どもは学校で毎日勉強をして、更に習い事をすると疲れてしまいます。友達と遊んだり、家でゆっくりすることも子どもには大切な時間です。

先ほど述べたように送迎などで親も負担になっていきます。日数とお金は意外と大切な問題なのでよく考えたいですね。

体験レッスンを活用しよう

体験レッスンでは自分の子が楽しめているのか、続けていけそうなのかを見極めることができます。乗り気ではない子も実際に体験することで、楽しいからやりたいとやる気になることもあります。その習い事の見えない部分が分かるので、もし体験レッスンを実施しているところがあるなら、まずはそういうところに行くのも良いですね。

また体験レッスンに参加することで、一ヶ月分の月謝が無料になったり格安になることがあります。そういったキャンペーンも見逃さずに上手に活用してみてください。

目標を持とう

ただ単に習い事を始めるのではなく、目標を持たせましょう。「○級になるようにがんばろう」「こういうことが出来るように頑張ろう」とゴールを決めます。もし挫折ややる気にならない時期が来ても、そういう目標があることで「とりあえず目標までは頑張ろう」と思えます。目標があることで周りの子と比べずに自分なりに頑張るということも出来ます。

辛い時期を乗り越えられるように、その習い事が意味のあるものになるように目標を決めましょう。決める時には親が勝手に決めずに、子どもと一緒に考えると良いですね。子どもが自分で決めて、それを目標にすることでますますその習い事は子ども主体のものになります。

まとめ


つい親が張りきってしまう習い事ですが、子どもが主体であるということを大前提にして選んでいきたいですね。習い事は学校では経験できない様々なことを教えてくれる貴重な時間です。有意義なものになるように親子一緒になって選ぶことが理想ですね。

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