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「鬼から電話」の効果がすごい!効果的な使い方としておきたい親からのフォロー

毎日いうことの利かない子供の相手をするのは大変ですね。どう言っても大人の思い通りにしてくれない時に、助けてくれるアプリがあります。その特徴と、親がどう対応すべきかをまとめました。

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「鬼から電話」とは?

「鬼から電話」は、2013年にⅰphone,androidのスマホアプリとしてリリースされた子供のしつけに悩む親向けのアプリです。

子供が言うことを聞かないけど、鬼やおばけで脅かすのも慣れてしまって効果がない、そんな声に応えるべく誕生したそうです。アプリから「いうことを聞かない時」をタップすると、着信音がかかってきます。電話をとると、怖―い鬼の顔が。これだけでも子供の顔はこわばります。

そして怒ったような口調で「もしもし」と言い、着信画面の鬼の顔もだんだん怖くなっていきます。こうなると、子供も駄々をこねることを忘れて言葉を失います。

怖いのは鬼だけではない

他にも幽霊や、なぜか大阪のおばちゃんが強い口調で諭してくれます。歯を磨いてくれない時は、男の子が「僕みたいになっちゃうよ」と虫歯を見せ、体を張って説得してくれます。

我が家では、鬼より幽霊のほうが怖いらしく、4歳の娘は悲鳴を上げながら逃げていきました・・・。悪いことをした時は、魔女が鬼を連れて一緒に脅してくれます。

怒るだけではない、優しいキャラクターも

このアプリは怖がらせるだけではありません。お手伝いをしてくれた時や挨拶をした時は、妖精が褒めてくれます。サンタさんからも電話がかかってきますよ。

また、薬を飲んでくれない時はお医者さんが静かに諭してくれます。そしてなぜか、怖いことを言っていた鬼までも、お手伝いをした時は優しい口調でほめてくれます。

過去にはこんなキャラクターが

期間限定キャラが出現するのも人気の秘密。尼崎のゆるキャラ「ちっちゃいおっさん」や、au限定で、CMでおなじみの鬼ちゃんが登場した時もありました。

イラストも怖い

声だけ聞いていても子供にとっては恐怖ですが、イラストもかなり上手に描かれています。かかった電話をずっと聞いていると、遠くにいた鬼や幽霊がだんだん近づいてきます。最後はさらに大きな声になりながら、顔がはっきりわかるぐらい近くに来ます。こうなると子供たちは散り散りに逃げていきます。

出典:https://jp.pinterest.com/

鬼は笑ってても怖い?

褒めてくれる時の鬼はもちろん優しい物言いですが、怖いイメージがあるせいかやはり笑顔に違和感があります。子供たちは笑うのに慣れていないのかな?と思うでしょう。これもご愛敬ですね。

アプリでのしつけは賛否両論

「鬼から電話」にかかわらず、他の子育てアプリにも言えることですが、やはりそんなものに頼るなという意見は根強くあります。

このアプリが取り上げられた時、朝の情報番組の司会者が「アプリに頼るなんて」と苦言を呈していたのを私も見たことがあります。また、小児を専門に診ているお医者さんたちはよく思っていない方がほとんど。

アプリと親はどう付き合うか

専門家であるお医者さんの意見はごもっともという感じですが、では親はこのアプリとどう関わるべきでしょうか?大人がこのアプリを使ってしまうのは、日本の子育てに対する周りの視線というものがある気がします。

電車やバスの中で子供がかんしゃくを起こすと、冷たい視線を感じることがありませんか?周りの人がさほど気にしていなくても、その子供の親というだけでどう思われているか考えてしまうことがあるのではないでしょうか?

親のしつけがどうなっているのか?とか、逆に厳しくしかると「可愛そう」だと思われたり。じゃあ、どうすればいいの?という現代の親の叫びが聞こえてきそうですね。

出かけた先で子供がどうしても泣き止まない時だけ、この鬼さんたちに頼ってみてはいかがでしょうか。家の中でいうことを聞かない時は、きちんと親が叱る。出かけた時も言い聞かせて納得するようだったら、それでよし。泣き叫んで親の言っていることが聞こえていないようだったら、彼らの出番です。

なんだか憎めないキャラ達

子供が聞けば怖いかもしれませんが、大人が聞いているとちょっと突っ込みたくなるような所も。たとえば鬼だったら、「辛い鍋に入れちゃうぞ!」と脅してきます。火鍋かな?とか大人なら考えてしまいますが、子供なら「入りたくない!」という恐怖があるのでしょう。

また、狼男は「お風呂に入らないとこんなに毛むくじゃらになってかゆくなるぞ~!」と言ってきます。毛が生えるとかゆいんかなと思ってもしまいますが、そんな憎めないキャラクターたちが支持される理由なのかもしれません。

使いすぎに注意

最初のうちは怖がってくれるけど、何十回も使っていたら「なんだ、本当に鬼出てこないじゃん。」と次第に怪しまれるかも。どうしてもたくさんの人達の前で騒ぐ時だけに留めておきたいですね。

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