洗濯のりの効果と正しい使い方

ワイシャツなどによく使うのりですがパリッと仕上げる以外にも効果があるのは知っていますか？洗濯のりを使うとその後の洗濯も楽になるという嬉しい効果もあります。洗濯糊ってよく使う人も多いですが正しい使い方ってできていますか？

洗濯のりの正しい使い方と効果を知ることで自宅でもきれいに洗濯できるようになります。

洗濯のりってどんな効果があるの？

洗濯のりの効果として誰もが知っているのがパリっと仕上がりハリがでることですよね。ワイシャツなどハリのある仕上がりだと着るときにとても気分がいいです。

その他にも型崩れを防いだり、生地の耐久性が少しあがるなどありますが、最大のメリットは繊維に汚れが付きにくくなり洗濯のときに汚れが落ちやすくなります。

洗濯のりで洗濯すると衣類がのりでコーティングされます。これにより繊維に直接汚れが染み込みにくくなりさらに洗濯したときにのりについた汚れがのりごと剥がれ落ちるので汚れを落としやすくなります。

クリーニングにだしたワイシャツなどがいつもきれいなのはこの方法で洗濯を繰り返しているためです。のりは仕上がりの美しさだけでなく衣類を汚れから守ってくれる効果もあります。

洗濯のりの種類と使い方

昔はでんぷんなどを使った天然のりが主流でしたが、日持ちがしないなどのデメリットから今は合成のりが主流となっています。合成のりは１００円ショップなどでも購入できるので比較的手に入れやすいです。

スプレータイプと液体タイプがありますが、基本的に全体にのり付けしたいときは液体。部分的に使用したい場合はスプレーと用途によって使い分けるのが経済的です。

スプレータイプで全体にのり付けすることはできますが、その場合けっこうな量を使うので消費が早く経済的に優しくありません。

液体タイプは洗濯機に入れて使うこともできますが、洗濯機の機種によっては直接入れることができないものもあるので必ず使用前にお使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。

洗濯機を使ってのり付けする場合通常の洗濯を同じように回してから最終の脱水前にのりを投入します。そのとき洗剤の投入口から入れることはやめましょう。のりが固まって目詰まりの原因になります。また、のりを投入するまえに糊付けしない衣類を分けましょう。洗濯機で回すので他の衣類にものりがついてしまいます。

洗濯機を使ってのり付けした場合洗濯層にのりが残ってる場合があるので一度内部洗浄をしてのりをきれいに洗い流してください。おすすめとしては洗面器で漬け込み洗いの方がそういった手間もないのでおすすめです。

洗面器を使う場合

洗面器を使うときは水とのりを混ぜ合わせて液体を作ります。この時パッケージの裏面に記載されている分量を守りましょう。のりは少量でも十分衣類にのり付けできます。全体にいきわたるように優しく押しながらもみこんでから１０分ほど漬け込みます。

脱水は洗濯機を使って大丈夫です。時間は１分程度にしておきましょう。長く脱水するとしわの原因になります。脱水の方法は洗濯機を使った場合も同じです。

のりの付き方は衣類によっても変わりますし、濃度によっても変わります。それぞれお好みの固さになるように調整してください。干すときは普通に干して大丈夫ですが、干す前に軽くしわだけ伸ばしましょう。そうすることでアイロンがけが楽になります。

洗濯のりを上手に活用しましょう

洗濯糊を使うときいて思い出すのがワイシャツやシーツなどだと思いますが、それ以外にものりを使うといいものがたくさんあります。テーブルクロスや枕カバーなどよごれやすいアイテムはのり付けをすることで汚れが落ちやすくなるので次の洗濯がとても楽になります。

その他にものりといっしょに柔軟剤を使うことでハリといっしょに柔らかさも出るので着るときの着心地がまた変わります。デニムやポロシャツなどに使用すると適度なハリでおすすめです。お好みで試してみてください。この方法はクリーニングでも使われている方法なのでクリーニングに出したような仕上がりが期待できそうです。

洗濯のりは正しい使い方で使用するとまるで新品に戻ったようなハリとツヤが出ます。クリーニングに出すよりも経済的なのでぜひ自宅で試してください。

ワイシャツやシーツだけでなくデニムやポロシャツなどのり付けと無縁そうなものでも効果が得られるものがたくさんあるので自宅に１本洗濯のりを用意しておけば使いたい時にすぐに使うことが出来ます。

まとめ

いかがでしたか？別で洗濯するなどちょっとしたひと手間が必要で大変と思うかもしれませんがたったひと手間でよれよれの服が新品みたいになるとしたらぜひ試したいところです。

日々の汚れが落としやすくなり洗濯も楽になるのでこれを機に是非洗濯のりを活用してみませんか。

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