Home / 家事 / 洗濯 / 洗濯機の賢い選び方

洗濯機の賢い選び方

ほぼ毎日使う洗濯機。買い換えるとなると後悔しない「自分の希望をすべて叶えた洗濯機」を買いたいものです。

1度買ったら5年以上は使う家庭が多いのではないでしょうか。洗濯物の汚れ落ちが良く、生地を傷めない、使い勝手の良い洗濯機を選びたいですね。ライフスタイルや家族構成に合った洗濯機を見つけるコツをご紹介します。

スポンサードリンク

何を優先するか?

家族構成から洗濯1回あたりの必須容量を決める

一般的な日常生活をしている人が出す1日の洗濯物の量はおよそ1.5kg。

家族が3人なら1日の洗濯物の量は4.5kgとなります。さらに乳幼児がいたり、スポーツをしている子供がいる家庭では「子供が何か汚すことをする」毎に1.5kg増えると考えてよいでしょう。

まとめ洗いをする家庭では、まとめる頻度によっても必要とされる洗濯機の容量は変わってきます。大家族、自営、介護等様々な家庭状況で大容量でないと困る場合は、まず容量を目安にしましょう。

とにかく忙しい・・・場合

共働きの家庭、小さな子供がいる上、仕事・介護等があって「干して、取り込む」作業が辛い・・・そんな家庭におススメなのが乾燥機付きの洗濯機です。乾燥機付きと言うと、ドラム式が一般的ですが、最近は縦型の普通の全自動洗濯機に乾燥機が付いているものもあります。

水道代を節約したい場合

まとめ洗いをする、残り湯を使うなど節約を第一に考えるのなら「ドラム式洗濯機」がおススメです。洗濯槽がななめで回転するため、水と洗剤が効率よく循環します。洗剤も水も必要最小限で洗濯できます。

縦型洗濯機VSドラム式洗濯機

ここ10数年の間にドラム式洗濯機も定番商品となりました。ドラム式は乾燥機も付いていますし、スタイリッシュなイメージもあるので若い世代を中心に浸透していきました。

そして、昔ながらの縦型洗濯機にも乾燥機付きのものも、大容量のものもあります。いざ買い換えるときにどちらにするのか迷う方も多いです。ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の特徴を見てみましょう。

ドラム式洗濯機

■水・洗剤の量が必要最小限ですむ。
■上下運動で汚れを落とすので、洗濯物のからみが少ないため衣服の生地が傷みにくい。
■乾燥機能がついている。
■温水で洗うので皮脂汚れが良く落ちる。
■扉が前に開くのでスペースが必要。

多忙、とにかく洗濯量が多いという家庭向けと感じられます。

縦型洗濯機

■こすり洗い方式なので汚れ落ちが良い。デリケートな生地の衣服は傷みに注意。
■泥汚れに強い。
■乾燥機能が付いている機種の場合「強力汚れ落ち+スピーディ乾燥」が可能。

屋外スポーツをする、汚れやすい仕事をする家族がいる場合は縦型洗濯機が汚れをしっかり落としてくれると思います。

ただし、今現在ドラム式も縦型も「汚れ落ち・省エネ」に関しては負けず劣らずになってきているようです。衣類への優しさに関してはドラム式が若干優勢のようですが、以前に比べて縦型も衣類のからみを抑えられています。

スペースが許すのであれば・・・
1人暮らしの女性にはドラム式がおススメ

1人暮らし、特に女性にとって洗濯物の外干しは気を付けたいものです。外側を男物パンツやハンカチでおおって干してしまう方や、1人が通らない側に干しているから大丈夫という人もいるでしょう。また、室内にいつも干しているから平気と思っていても目隠しカーテンの少しの隙間から見えた洗濯物で家族構成が分かってしまう場合も。

洗濯物は、犯罪者にとって情報源です。1人暮らしの女性には、ドラム式乾燥機付き洗濯機をおススメいたします。比較的音が静かで、洗濯から乾燥までできてしまいます。マンションなどの集合住宅でも時間帯を気にせず洗濯可能な機種も出ています。外干しはもちろん、部屋干しすらしなくて良いのでプライバシーを守ることができます。

進化がめざましい縦型洗濯機

ドラム式と比べて汚れ落ちが良い分、衣類の生地の傷みが気になるといわれる縦型洗濯機。ここ数年の機種は汚れ落ちは良いまま優しく洗うことにも重点を置いています。衣類に合わせて自動で水流を変える、攪拌するだけではなく上からも水を落としながら洗うなど「からみによる摩擦」を抑える工夫がされています。

また洗濯槽の汚れを防ぐ機種も増えています。洗濯槽の裏側も内側も毎日の洗濯の汚れが蓄積しています。皮脂・糸くず・洗剤カス・泥・・・それらがカビの温床となり裏側にいたっては2年ほどで真っ黒カビだらけの可能性も。まめに掃除する洗濯槽のカビ防止洗剤を使う等の日々のお手入れがかび防止には必要です。プロに頼むのも手ですが1万円以上の費用はかかります。

そういったことを考えると「汚れをつけないことが1番」となります。洗濯槽の汚れを防ぐ機種にすると、洗濯のたびに洗濯槽の外側を自動でクリーニングすることができます。

せっかくライフスタイルに合った洗濯機を選んでも洗濯機スペースに入らない、通路を通れない、ぎりぎりの幅で冷蔵庫も家の壁も傷が付いてしまった・・・等の残念な結果になることも。選ぶ前には設置スペース、玄関、通路の寸法確認を忘れずにしましょう。

スポンサーリンク

Check Also

医師も大絶賛!ダスキンの布団クリーニングが凄い理由6つ

あなたの布団は、洗った事があり …