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床の正しいお掃除・お手入れ方法と適切な頻度

フローリングの床を素足で歩くと気持ち良いですよね。しかし、綺麗に見えるフローリングでも結構汚れています。そして、お手入れしなかったり、間違った方法で掃除していると傷んでボロボロになってしまいます。きちんとした方法でお掃除・お手入れをしていつまでも綺麗なフローリングの床で過ごしましょう。

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お掃除しやすくするためのポイント

フローリングは目には見えないダニの死骸や糞、人の垢やホコリなど沢山のハウスダストで汚れているんです。ハウスダストはアレルギーや皮膚炎の原因になる場合があります。特に小さい子供さんがいる家では気をつけたいものです。

でも、掃除って面倒…と思う方もいると思います。そこで、掃除しやすい環境を作りましょう。大事なのは『床に物を直接置かない』ことです。床に物が置いてあると、どかしながら掃除をしなくてはいけません。これが結構な手間なんです。日頃から床やじゅうたんが見えるように心がけましょう。

どうしても置いてある場合は簡単に移動出来るよう工夫しておきましょう。観葉植物がある場合は簡単に移動できるようにキャスター付きの台に乗せて置くと楽ちんですよ。

お掃除の方法

(1)毎日のお掃除

モップやドライタイプのフローリングワイパーやでお掃除しましょう。出来れば朝一番に行うのが効果的です。ハウスダストは日中は舞い上がっており、人が寝静まった後ゆっくり床に集まってきます。また舞い上げてしまう前に掃除してしまうのが理想です。

フローリングワイパは必ずドライタイプを使ってください。ウェットタイプを使うとホコリが濡れて床にこびりついてしまいます。

いきなり掃除機で掃除している方もいると思いますが、掃除機で掃除すると排気でハウスダストを舞い上げてしまうのでおすすめできません。まずは拭き掃除をしてから掃除機をかけましょう。

(2)週2回・掃除機をかける

もちろん、毎日モップで掃除した後掃除機をかけるのがベストです。時間に余裕のある方、掃除好きな方などは毎日掃除機をかけることをおすすめします。しかし、忙しくてなかなか時間のない方や掃除が苦手な方もいるはず。

そんな方は週2回くらいはモップ+掃除機がけを心がけましょう。モップだけではフローリングの溝に入ったホコリが取り切れていない場合があるからです。掃除機をかけるときは、ゆっくり動かして移動しましょう。早いとゴミを綺麗に吸い取れずに残ってしまうので注意しましょう。

(3)週2回・雑巾で水拭きをする

もちろん、こちらも毎日していただいてもかまいません。水拭きもモップで掃除した後で行いましょう。いきなり水拭きでは、ハウスダストを伸ばしているだけで綺麗にならないんです。

そして必ず固く絞った雑巾雑巾で拭きましょう。フローロングは木です。長時間、水に接していると反ったり歪んだりしてしまいます。気をつけましょう。床がベタベタするのは、足裏の皮脂汚れが原因です。水拭きすることでサッパリします。

水拭きだけでは取り切れない頑固な汚れには、『中性洗剤水』を使いましょう。(中性洗剤水:水2ℓに対して中性洗剤を小さじ1)中性洗剤水に雑巾を入れて軽めに絞った雑巾で拭きます。少し時間を置くと汚れが浮き上がるのでもう一度拭きしましょう。

半年に一度、ワックスをしましょう

フローリングの床はピカピカしていて綺麗ですよね。でもフローリングは凹凸があるため、光に反射してピカピカしているわけではないんです。ワックスが塗ってあるおかげで輝いているのです。なので、定期的にワックスがけをしないと、輝きはなくなりフローリングが傷む原因になってしまいます。

ワックスがけをしておくことで、コーティングでき凹凸を無くすことができます。そのため凹凸にハウスダストが入り込まないようにできるので、普段の掃除も楽になります。面倒だと思わず、ワックスがけをしましょう。

ワックスがけは、晴れた日に行いましょう。ワックスはしっかり乾かすことで綺麗に仕上げることができます。雨の日や湿度の高い日、温度の低い日は失敗する可能性が高いので避けましょう。風の強い日も避けましょう。乾燥させている間にゴミなどが舞い込んで落ちてしまう可能性があります。

ワックス剤によって使用方法が異なりますので、必ず使用方法を読んでから行ってください。

ワックスのかけ方

(1)床を綺麗に掃除する

窓を開けて風通しを良くしましょう。机や椅子など、動かせる物は全て移動させてましょう。モップ→掃除機をかけてホコリ・ゴミを取り除きます。水拭きもして床を綺麗にしましょう。汚れが残っていると、その汚れもワックスでコーティングしてしまい、汚い床になってしまいます。しっかり綺麗にしましょう。水拭きが終わったら、床を完全に乾かします。

(2)ワックスを塗る

ワックスを塗る前に塗る順番を考えましょう。ワックスを塗った後、完全に乾く前に歩いたり触ってしまうと白く跡が残ってしまいます。塗ったのは良いけど閉じ来れられた‼ってことにならないよう気を付けましょう。

綺麗な雑巾にワックスが垂れない程度に含ませます。木目に沿って薄くムラなく塗っていきます。この時、こすらず軽く撫でるように塗るのがポイントです。こすってしまうと白く跡が残ってしまいます。

(3)乾燥させる

しっかり乾燥させましょう。(晴れた日なら30分もあれば乾燥すると思います。)乾燥後、二度塗りすることをオススメします。

まとめ

ちょっと大変な作業に思えるかもしれませんが、大切な生活空間を守るためのお手入れです。どんな物でも手入れしないと傷んでしまいます。日頃に感謝を込めてお手入れしましょう。

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