ストレスの多い現代、日常的に頭痛に悩まされている方もいるのではないでしょうか。
実は頭痛は痛みが生じる場所によってその症状の原因をある程度推察することが可能です。例えば、側面の場所が痛む場合には、偏頭痛である可能性が考えられます。
また、場所を問わず頭全体が痛む場合には、痛みの程度も加味して原因を特定することとなります。
そこでこの記事では、頭痛の場所ごとの原因と症状をご紹介します。
原因ごとに正しい対処を行うことで、素早く頭痛を改善しましょう!
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一口に頭痛といっても
頭痛には実に様々な種類のものがあります。その中でも日本人に多い頭痛は偏頭痛でありませんが、原因は解明されていません。
ただ、偏頭痛はごく例外的な場合を除いては生命への影響などがないため、偏頭痛は安心できる頭痛です。
一方で、頭痛がくも膜下出血などの極めて重い病気の症状として現れることがあります。この場合には早急に頭痛やその現任となっている出血などの治療をすることが必要です。
頭痛はその痛みが生じる箇所によってある程度、その頭痛の種類を推測することができます。
もちろん、最終的な診断は内科医などの医師によって判断されるべきであり、安易な自己判断は避けることが健康のためには重要です。
しかしある程度、頭痛発生の場所から頭痛の種類を推定することで症状の程度を把握できると改善に役立つこと間違いなしです。
頭痛の発生場所と推測される頭痛の種類
では、実際に頭痛発生場所からどのような種類の頭痛を推測することができるのでしょうか。
ここでは、頭痛を感じる場所ごとに推測できる頭痛の種類をご紹介します。
1. 頭部側面の頭痛
頭の両脇が痛いというタイプの頭痛の場合、可能性として最も考えられるのは偏頭痛です。偏頭痛は、頭の一方だけではなく両面の場所が痛む場合もあります。
頭の側面の一方または両方の場所がズキンズキンと痛むのが偏頭痛の特徴です。ときに吐き気などの症状も発生します。
また頭の側面から目の方にかけての場所がひどく痛む場合には、群発頭痛というタイプの頭痛である可能性があります。
群発頭痛も原因がはっきりとは判明してはいませんが、「悪魔の仕業」などと呼ばれる「恐ろしい痛み」が生じる頭痛です。
このように、頭部の側面が痛む場合には偏頭痛や群発頭痛の可能性が考えられます。偏頭痛や群発頭痛の場合には、生命に心配はないものの大変な苦しみの頭痛となります。
2. 後頭部の頭痛
後頭部に痛みを感じる場合、一般的には、緊張型頭痛であることが考えられます。
緊張型頭痛とは、肩の筋肉のこわばりによって血流が悪くなることから生じる頭痛です。パソコン作業等が多い方に起こりやすいタイプの頭痛です。
また、頭の後ろの場所に殴られたようなひどい痛みを感じる場合には、くも膜下出血の可能性があります。
頭の後ろの場所の痛みは、多くは緊張型頭痛ですのであまり心配はいりませんが、殴られたような痛みの場合にはくも膜下出血の可能性がありますので、注意されてください。
3. 頭全体が痛い場合
頭全体に痛みを感じる場合には、様々なタイプの頭痛の可能性が考えられます。頭全部の場所が痛いという場合には、痛みの種類も加味して原因を推測することができます。
例えば、頭全体の場所が殴られたような痛みの場合には、くも膜下出血の可能性を疑う必要があります。
一方で頭全体の場所が痛くともあまり心配する必要はないものとして労作性頭痛があります。労作性頭痛は重い荷物を持つなどした場合に、頭全体の場所が痛くなるものです。
「ぐわんぐわん」とした頭全体の痛みが伴いますが、時間の経過によっておさまる頭痛です。
原因としては頭痛を引き起こす原因が必ずあるということが特徴です。
その他緊張型頭痛で頭全体の場所が痛くなるというケースもあります。
このように頭全体の場所が痛む頭痛の場合には、頭痛の痛みの程度も加味して症状を推測することとなります。
最終的には頭痛の場所や症状を告げて医師の診断に従うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
頭痛を感じる場所ごとに推測することができる頭痛の種類とその原因をご紹介しました。
しかし、頭痛の原因の最終的な判断は医師に任せましょう。決して自己判断で頭痛を特定することはされないようにしてください。
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