小学校にあがると、授業参観がありますね。自分の子供が普段、どんな風に学校生活をしている のかのぞけるいい機会ですね。楽しみでもありますし、緊張する場面でもありますね。
他の親御さんとも顔を合わせることにもなりますので、きちんとした態度で臨みたいですね。そんなとき の心構えについてお話します。
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服装と時間には気をつけましょう
子供の授業参観に、ここぞとばかりにおしゃれをしてくる方がいますが、そんな必要ありません。 あくまでも、子供の授業を見に行くのです。あまりにおしゃれしすぎると、周りから少し浮いて しまいますし、子供にも恥ずかしい思いをさせることにもなります。
それから時間にも気をつけ ましょう。楽しみにあまり早く着きすぎてしまうと、お子さんのしなければならないことがおろ そかになってしまうことがあります。子供はお母さんを見つけたら、嬉しくて寄ってきてしまい ます。授業の開始時刻数分前に到着するくらいが、丁度いいかもしれません。
子供との距離感
よく見かける光景ですが、子供がお母さんに手を振って、黒板ではなく後ろを見ているという状 況があります。子供は嬉しくて、そういう行動に出てしまうのは仕方ありません。しかし、時々 お母さんのほうから声をかけているのを見かけます。
それは授業妨害になってしまうかもしれま せんので、極力避けましょう。まだ授業前ならいいのですが、授業が始まったら、そういう行動 は控えましょう。子供の普段の授業態度の見学にきているのに、お家と同じ感覚ではいけません ね。子供さんがどのように授業を受けているか。遠くからやさしく見守りましょう。
母親同士の会話にも気をつけましょう
幼稚園等から同じという方がいると、ついついおしゃべりに花が咲いてしまいますが、授業参観 中はなるべく控えましょう。時々、廊下で母親同士がおしゃべりに夢中になっている姿をみます。 しかし、本来の目的は子供を見に来ているということなので、これもなるべく控えたほうがいいと思います。
とくに、教室内が静まり返っている中でも、気にしないで話していると、先生から 注意されるなんてことにもなります。子供の成長をきちんと見学していきましょう。
学級懇談会
授業参観後、必ずといっていいほど行われるのが、この学級懇談です。つい面倒で、欠席される 人も多いかと思いますが、出来れば参加しましょう。ここでは担任の先生が、普段のクラスの様子であったり、最近のエピソード等についてお話してくれます。もちろん良いことも悪いこともです。
そういった情報は、子供からはなかなか入ってきません。保育園や幼稚園のころのように、 担任の先生と毎日顔を合わせることもないので、この機会にいろいろと聞いてみるのも良いかと 思います。それから他の子の親御さんとのかかわりをもてるのも、この席だと思います。無理に仲良くなったりする必要はありませんが、自分の子供のことで分からないことも、同じ年代の子供を持つ母 親同士で解決できることもあるかもしれません。
それに、学校から帰ってきて、お友達の家に遊 びに行ったりすることも、顔も家も知らないでは何かあったときに困ります。なるべくこの機会 を使って、顔合わせ等をしておくと、その後のことはスムーズに運ばれると思います。
下の子を連れて行くのなら
小学生の子の授業参観に行くときは、下の子がいたりすることも多いかと思います。まだ入園前 だと、どうしても連れて行くしかないですよね。そんな時は、廊下での見学をオススメします。 どうしても小さい子は、知らない環境に興奮したり、不安を覚えたりします。
そのような状態で、教室にいれば、あれこれ触ったりしてしまいます。小さな子にとっては、初めて見たものは、どうしても触りたいものになります。更に教室内でぐずぐずされちゃうと、こっちもドキドキして しまいますよね。廊下で見学していたら、少し気分が優れないようなら、いったん離れたりする ことも可能です。
教室内だと、他の親御さんの前を通らなくてはなりませんし、自由に動けませ ん。少し遠くて見にくいかもしれませんが、廊下側から見学されるといいですね。更に子供にも それを伝えておくことも大切です。参観日に親が来ているかどうかは、必ず確認します。廊下に いるといっておけば、上の子も不安がる必要はありませんね。
最後に
学校に上がると、一気に子供の社会生活が始まります。親の手から離れている時間のほうが、多 くなります。そんな子供の時間を見学できる、授業参観はとてもいいことだと思います。子供が どんな風にしているか分かるのは、親としては嬉しいですよね。
ただ成長を見に行くだけでなく、 他の親御さんとのかかわりなども考えなければならないですが、授業参観を楽しんでいけるとい いと思います。そして帰ってきた子供と、そのことについて話して、普段の学校生活についても、 いろいろ聞ける機会になると良いですね。
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