毎日忙しく仕事に追われ、磨り減った気持ちで家路につくと、もう明日は仕事に行きたくないなー、なんて気持ち抱いたりしませんか?
でも家に帰って家族の笑顔を見ると自然と明日も頑張ろうと思わせてくれるもので不思議ですよね。奥様や、お子さんが居るならなおの事、家族の喜ぶ顔が何よりもの栄養剤になっているのではないでしょうか。
そんな家族に感謝をこめて、普段仕事で家族との時間をとれない分、週末に気持ちを還元してみませんか?ほんの少しから出来る家族サービスのすすめをご紹介させていただきます。
1:早起き 【ただ起きててくれるだけでも嬉しいもの】
お休みの日はついつい朝寝坊してしまうものです。疲れているし、せっかくの休みだし、分かります。その気持ちとてもよく分かります。
ですが、家事にお休みはありません。いつもの時間に起きて掃除洗濯当たり前のように日々のことに勤しむのですが、本当は当たり前に出来ていることではなくて努めて頑張っている事なのです。
そんな頑張りの一方で、たとえばお昼までパートナーが寝ていたら。疲れているのも理解できるけれど、せめて起きてくれたって…と不満に思っても仕方がないこと。まずは朝きちんと起きてみるのが家族サービスへの第一歩でしょう。
朝から一言交わす「おはよう」の挨拶は日々の中であれば慌しいものです。きちんと相手の目を見て朝の挨拶をしてみることで自分も清清しい気持ちになれることでしょう。
2:やって欲しいことを聞いてみる【勝手に動かれると逆に困ってしまいます】
何か仕事を変わってあげたい、皿洗いでも掃除でも、自分に出来ることをやってサプライズで驚かせてあげたい!とても素敵な気持ちですし、きっと喜んでもらえるでしょう。
でも家事には家それぞれのルールがあったり、逆にそれは後で自分でやりたかった、など言われてしまったら折角のやってあげたい気持ちが萎んでしまいます。
そんな悲しい事態を避ける方法は、素直に「なにかしてあげたい」「出来ることはないか」とお伺いを立てることでしょう。優しい方であれば申し出を断られてしまうこともあるでしょうが、パートナーのために「何かしたいんだ」と言う気持ちを伝えるだけでも相手には嬉しいことです。
何をしたらいいか聞く事によって、パートナーがして欲しかったことを任せてもらえるので、終了時には必ず喜んでもらえるでしょうし、日ごろ、女手では、自分では難しいな、と思っていることを任せてもらえる可能性が高いので常々パートナーが何に困っていたかを知るチャンスにもなります。
そうしたところから、頑張っているんだねと同調してあげることで日々の努力も報われて晴れやかな気持ちにさせてあげられます。会話はなににも変えがたいコミュニケーションです。たった一声、「なにをしたら良いか」「なにをして欲しいか」を聞いてみてあげてください。
3:子供たちを連れてでかける【一人の時間をプレゼント】
定番と言えば大定番!
独身時代のような身軽な一人の時間と言うのは家庭を持った人間であれば、だれでも懐かしく得がたいものではないでしょうか。勿論自分にもそんな時間が欲しい、と思われるのは当然ですが今回は譲って差し上げましょう。
お子さんが居らっしゃる家庭ならその日はお子さんを連れてどこかへ出かける相談をしましょう。無論、当日になって勝手に「どこかに言ってくるから一人で好きなことをしろ」と言うのは言語道断です。その日立てられた予定があるかもしれませんし、突然割り込んできた計画に振り回されるほど迷惑なこともありません。何においても相談は必須です。
「やって欲しいことを聞いてみる」の点にも類似しますが、等しく大切なコミュニケーションは会話です。
相談することによって「そんなこと無理でしょ?」「不安だから任せられないよ!」などと自分の能力を疑われるかもしれない…と不安になるのは仕方が無いことです。ですがパートナーのためにも、お子さんのためにも、それぞれに過ごす時間を作るのは大切だと説得しましょう。その過程も大切な家族孝行です。
お子さんを預かってからはこまめな連絡を欠かさない様にしましょう。お母さんというのは一人の時間をもらっても常にお子さんのことが心配になる生き物です。それは預けている人が信用できないから、ではなくそう言う風に出来ているのだと解ってあげましょう。
なので1時間に一度程度、メールやラインでどんな状況であるのか知らせてあげましょう。状況によって連絡が難しい場合もありますが、例えば映画を見るなどの長時間連絡が取れなくなる状況であれば、「今から映画を見るよ、2時間したら連絡するね」など事前に一方入れるだけでも安心するものです。
せっかくの一人の時間、ずっとハラハラと心配させるのでは意味がありません。安心を与えて、ゆっくりと羽を伸ばしてもらいましょう。
小さなことから始められる家族サービス、「え?そんなことでいいの?」と思われた方は多いかもしれません。ものより、思い出、と言うのはよく言ったもので、あなたが家族のために何かしてあげたいと思った気持ちが一番大切だと言う事を忘れないでください。
どんな豪華なディナーも、どんな有名な観光地への旅も、気持ちがこもってない連れて行けばいいやで済まされるならしないほうが良いです。逆に日常の中での本の些細なこと、ねぎらって貰える、おもんばかって貰える、理解してくれているんだと想ってもらえることはお金を尽くしても難しいのです。ですから見た目には小さくて、些細なことでも気持ちを添えて行える週末家族サービス。是非試してみてはいかがでしょうか。
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